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先週日曜日の日記、完結編。


大宮八幡宮のあとは、この日のメイン。

ドキドキドキドキドキドキ映画『フィリップ、きみを愛してる!』ドキドキドキドキドキドキ


オフィシャルサイト→映画「フィリップ、きみを愛してる!」



写真は前売り券の半券と特典のレインボーバッチです。

前売り券を買った千葉市のシネコンは、公開後1ヶ月経たない内に上映が終わってしまったので、都内に遠征です。
ヒューマントラフィックシネマ渋谷にて鑑賞。
新宿ピカデリーは満員だったけど、こちらは前方に余裕のある入り具合。
スクリーンはちいさいけど、落ち着いて観られました。


さて感想は…

テンポよく進む映画に笑って、キュンとして、恋人(♂)のために突っ走る主人公(♂)の行動がとんでもなくて、とにかく楽しい音符

詐欺で捕まったスティーブン(ジム・キャリー)は刑務所の中で出会ったフィリップ(ユアン・マクレガー)と恋に落ちる。
可愛い恋人にいい暮らしをさせてあげたいスティーブンは、フィリップのために詐欺と逮捕と脱獄を繰り返す…

と、突拍子もないあらすじだけど、実話と言うから驚き。
スティーブンのモデルの男性は現在もアメリカで服役中だとか(懲役167年!)

頭脳明晰なスティーブンは、弁護士になりすまして勝訴したり、大企業のCFOに就いてお金を横領したり、知力も行動力もかなりあり。
でも、一人よがりな愛し方なのか、大切にしたいフィリップまで(もちろん周りの人たちも)振り回してしまう、不器用さに人間味を感じますニコニコ(自分を振り返ってみて少し反省)
ラストのトリックは、フィリップじゃなくても憤慨でしょうニコニコ映画の観客としては、手を叩いて爆笑ですが…にひひ

愛のために死にかけ、愛のために嘘にまみれる…
見せ方によっては悲劇になりそうな話を、明るいコメディにするジム・キャリーの演技と、思わず守ってあげたくなるユアンのキュートさドキドキ
楽しくて、(意外なほど)素敵な映画です。

「男同士の恋愛映画」だからと敬遠する人もいるでしょうが、観たらきっと楽しめるはず。
少し引くようなシーンも多少あるけど…笑えるようにはなってます。

事実は小説よりも奇なり。
愛は最大のパワーの源。
でも、悪事の免罪符にしてはいけないよ、とも思うのでした(真面目)