周囲の環境が良すぎたせいで、乗り物王だった時期がありました。

ピークはこんな感じだったはず。

トヨタ カローラワゴン LツーリングリミテッドS
ホンダ CBX750F
ホンダ VTZ250
スズキ RGV250Γ(VJ21A)
カワサキ KS-2

ガンマは1年間だけという約束で乗っていたので、2年間(あれ?)乗って知人のところへ行きました。
CBX750Fは使用頻度と検査というバランスを考えて、悩んだ結果大型二輪からは降りました。
KS-2はちっちゃいのが欲しいと言ってた友人のところへ行きました。


乗り物王の断捨離以降、車1台・バイク1台という実に健全な乗り物ライフを送っていましたが、
家で見捨てられていた青パジェミの身元引受人になり、車2台・バイク1台という何かおかしい状況が始まり・・・


どういうきっかけだったか忘れたけど、何となく知った、ホンダ グロムというバイク。
125クラスでなかなか面白そうだなーとは思ったけど、最寄りのスーパーの駐輪場で見た実車は思ったよりデカかった。
個人的には原付二種ってのはKS-2とかNSR80くらいなちょっとおふざけ感のある大きさであって欲しいから、これは巨大すぎ。
新車価格30万・・・中古でもなかなかお値段落ちてないとかなかなか無理。


ある日、コンビニで見かけた、スーパーカブっぽいけどなんだかハイテク、だけどどう見てもスーパーカブ。
どうも現行のスーパーカブC125というやつだったようだ。
ずいぶんハイテクな高級車になってるんですな。
調べてひっくり返るかと思ったけど、カブに40万とかないわー


で、何となく検索している間に何か動き始めた。(検索なんてしなきゃいいのに


カブ系エンジン・・・カブなぁ。
カブか。
そういや、20年くらいずーっと燃え上がってはないけど、カブ系のノークラの乗り物欲しいとは思っていた。

初めて乗ったのは、代車で借りた50。

クラッチ操作ないのが最初は不思議だったけど、がっちゃんぶーで走るのが楽で楽しかった。

その頃乗ってたNSR50と比べたら果てしなく遅かったけど、だらりーんと走るのも悪くないなと思った(一瞬だけね

NSR50に戻ったら、いつも通りぶっ飛ばしてたけどw

「燃費がいい」ではなく「燃料が減らない」というのが率直な感想だったなぁ。
知人が乗ってたノークラダックス70エクスポート(改)は楽で快速で楽しかった。
適当にオッサンになったし、そろそろカブに入門してもいいかもしれない。


電子制御で外装は樹脂部品多用の最近のカブは食指が動かない(し、あんな高級車買えるわけがない)。

鉄製のカブで2000年頃の排ガス規制入る前の車両。
となると、見分ける目安のマフラーにプロテクタ付いた車両は除外。

角目のカスタムは嫌いじゃないけど、カブと言えばやはり丸目がいい。
古くてもいいけど、プレミアモノは要らんし、楽なのは12V。
そうなると、長い歴史の中の十数年間の車両に限られてしまうじゃん。


・・・見つかってしまったじゃん。



スーパーカブ90DX、走行2.3万キロ。
ライトスイッチ付いてる頃のだけど、年式の割に小綺麗でいながら使い込まれた美しさも持ち合わせたどノーマルの美人さん。




何となく脳内に描いていた理想の車両そのまんまの車両。

ヘッドライトスイッチがポイント高いです。

カブのやる気ない黄色いポジション大好きですw

もうこんなん出て来ないよなぁ・・・と衝動を正当化。

で、捕獲してしまいました。
12月下旬に捕獲して、元年のうちに登録済ませて、こないだ西宮から2号線自走で帰りました(7時間、190kmの旅
叔父さんに軽トラ借りれば良かったんだけど、ちょっと冒険もしたくなってねw


型式で調べてみたら、どうやら1987年頃らしい。
昭和の乗り物ですよ。
あれ、VTZ250もCBX750FもKS-2もガンマも1987年だったはず。
妙に1987年が集まるな。

 

ノーマル命ってことでもないけどいじくり回す気もないし、気長に愛でたりトコトコ走ったりしたいですな。