教員になって3年。
1年は休職してたから経験は2年目。
現在、特別支援学級担任。
はじめは、「特学」っていう話を聞いて
なんか分からない不安があった。
自分が教えられるんだろうか、
適切な支援ができるだろうかって。
しかも、コミュニケーションも
上手にできなくて
こちらの思いが伝わらない、
子供達に教えたりするのが好きで
教員になった私は、
もどかしさを感じるだろうなーて
思ってたけど…
でも実際始まってみたら、
全然世界は違って、
教えるってよりは
その子のペースに合わせて
支援していくってかんじで。
焦らずのんびり1人のために
考えていけるから、
私はすごくこの立場になって良かったって
思える。
教育の原点にかえったかんじ。
素直な子たちで、
時には、
えっそんなこともできたの?って
驚きを与えてくれる。
出来ない、何をやってもダメ、
じゃなくて
いろんな視点から見てあげて
可能性を広げてあげたいなぁと思う。
私たちが想像つかないくらい
一人一人めちゃめちゃ良いものを
持ってるんだもん。
だからさ、
通常クラスの先生たちにもわかって欲しい。
もちろん、ものすごく受け入れてくれる
人もいるけど、
中には完全拒否な人もいて、
腹が立つ。
特学の子をどうにかしようじゃなくて
周りの子たちの考えを
変えるべき。
それをわかってほしいな。
だから私は特学持ててよかった。
なんもわからない教員になんて
なりたくないもん。
これからの社会が
少しでも彼らにとって住みやすい、
行きやすい環境になっていってほしいと
強く思う。