冬が近づいて来て、カナタが砦に来てからも半年が経ちました。


手紙が届いて以来、どこかいつもとは違うリオですが、そんな中ユミナに頼まれて、山奥の小屋に一人で住んでいるという老婆の元へ、カナタと共に向かいました。

老婆は、約束した男が帰ってくるのを待ち続けているそうです。


その姿が、母親と重なって見えたリオ。
幸せなのかというリオの問いに、記憶があれば十分だと。
思い出があれば生きていけると言っていました。



リオは、隠し子だったようです。
許されない恋で生まれ、大公を待ち続けた母親。
父親を許せなかった訳ですね。
イリアは、そんなリオを妹として可愛がっていました。



カナタは、リオの様子がおかしいことや、リオに起きている問題に薄々気がついていましたね。



溺れている子供を助けようとして亡くなったイリア。
子供とは誰なのですかね?


さらに、その当時、イリアは敵国に嫁ぎ、政略結婚させられそうになっていました。
国のために、人質同然ですね。


和平協定がこう着状態の中、東部国境のローマ軍が移動を開始したという不穏な情報も。

このままではまた戦争になってしまいます。
悩み続けたリオは、ついに決断しました。



このまま、リオがイリアの代わりに正統ローマ皇帝の第3后妃になるとは考えにくいですね。
リオのことなので、政略結婚ではない方法で、解決してくれると思います!!



別れの時、リオとカナタは二人でトランペットを奏でます。
良い顔をしていましたね^^

二人を引き合わせてくれたイリアの奏でる音^^*
離れても、ずっと胸の中でリオの音も響き続けるのですね。



タケミカヅチも、もうそろそろ修復が完成しそうです!!


次回 第11話 「来訪者・燃ユル雪原」