ラグはようやくニッチを目的地へ届けました。

ですが、届け先は見世物小屋でした。テントの中には沢山の珍獣がいましたが、どの動物も傷だらけ。


そうとは知らないラグは、別れを悲しみながら、ニッチを置いて街を去ります。

ラグの仕事はニッチを届けることで、それ以上干渉してはなりません…


ですが、途中で会った旅人の話で、送り届けた先が見世物小屋だと知ったラグは、急いで街へ戻りました。


見世物小屋では、団長たちがニッチを殴ったりして、「金色の剣」を早く見せろと脅しています。

なにやら、ニッチは摩訶といわれる伝説の生き物の血を引いているらしいのです。


「金色の剣」とは、ニッチの髪の毛でした。

髪の毛を使って、檻を壊し暴れるニッチ。
見た目からでは想像できませんが、戦闘力はかなり高そうですね!!


そのまま、鎧虫達のテリトリー「ブッコロリの森」へ行ってしまいました。
…まぁ、ブロッコリーですよね(^^;)


ラグもニッチを追って、危険な森へと入っていきます。

森には、やはり鎧虫がいました。
早速襲われますが、ニッチは恐れることなく、鎧虫に攻撃します。
しかし、鎧虫は心弾でないと倒せないのです。


ラグが心弾を出せずに追い詰められる中、ニッチは鎧虫からの攻撃を受けてしまいました。
「ラグ、また会えるとは嬉しいぞ」と言うニッチ。


その言葉を聞いたラグは、左目の精霊琥珀の力を発動させます!!
心弾を撃ち、鎧虫を見事に倒しました(^^*)


ラグの心の欠片には、様々な思い出がありますね(;_;)ニッチとの別れのシーンもありました。




俺のせいでごめんと言うラグに対して「いつものことだ」と応えるニッチは、切ないですね(;_;)
きっと、今までもこのような目に合ってきたのでしょうね。



「ニッチはラグのディンゴのニッチになった」

ということで、ニッチはラグの相棒(ディンゴ)になりました。頼もしい仲間ですね^^
体ごと口のステーキも一緒です。


こうして三人(?)で二次試験会場へ向かいます。



次回 第5話 「行き止まりの町」