イカ
ってばっかでもつまらないので、楽しい思い出を・・・
Irie! Irie!明るく楽しいブログを目指します。
では、突然ですが、記憶に残ったタクシーの運ちゃん達を紹介します。シリーズ化予定。
①優しい都会の男
むかしむかし、大学受験のため、ひとり上京してきた若者は、宿泊予定のホテルの場所がわからず、ひとりコンクリートジャングルの中を彷徨っていた。
誰に聞いても、そのホテルの場所を知るものはいなかった。若者は困り果てた。
若者は、受験しに来たくせに、都会でいっぱい買い物をすることばかり考えていたため、可能なかぎり節約しようと思っていた。が、さすがに3時間かかってもホテルが見つからないのでタクシーに乗ることにした。
若者 「すいませんこのホテルに行きたいんですけど。わかりますか?」
運転手の男 「おう、○○ホテルか。名前はきいたことあるなぁ・・・・すまん。わからん!よし一緒に探そう!」
若者 「え?」
そこからホテル探しが始まった。
会社に無線を駆使してあーでもない、こーでもないと言いながら、街をうろうろタクシーが走る。
ドンドンあがるメーター。
若者は心の中で 「もしかして騙されてる???」と思ったりもしたが、一生懸命探してくれている運転手が悪い人とも思えなかった。
そして30分後、「そっか!わかった!」と運転手は叫んだ。
さらに5分後、タクシーは目的のホテルまで到着した。
いざ着いてみるとホント普通のビジネスホテル。
駅から徒歩5分。
着いた時に、若者が金を払おうとすると、運転手の男が言った。
「やっと着いたなぁ。いやぁ時間かかって悪かったな。 受験生だろ?金はいらねーよ。そのかわり必ず合格しろよ?じゃあな!」
若者が「ありがとう」と言い終える前にタクシーは走り去っていった。
いつか再会したい運転手さんです。
でもこんなに探しても見つからないビジネスホテルって・・・