リクルート時代のメンバーが今東京で修行してます
メルマガを定期発信しており
今回の内容が面白かったので紹介します
1月22日社会イノベーター公志園というイベントに参加してまいりましたのでそこでの気づきを共有させていただければと思います。
このイベントは、全国各地で公益的な事業分野で起業した人が、自社のビジョンや思いをプレゼンテーションする場として企画されました。
イベントのURLは以下です。
http://2010.koshien-net.jp/
リクルート時代、営業にお伺いして採用のご提案をさせていただく際に、「社長のビジョンを伝え、共感した人を採用しましょう」と申しておりました。社内でも当然のようにメバー間でビジョンという言葉が飛び交っていました。
でもなぜ大切なのか、今回のイベントではその意味を「頭で理解する」のではなくて
「感じる」ことができたように思います。
イベントでは、なぜ創業したのか、その経緯とこれまでの取り組みを編集した映像が最初に流されます。ショートムービーのような感じですね。
その後、壇上で社長が思いを発表するという流れでした。
プレゼンをされた一人に、広島の建設会社の50を過ぎた社長様がいらっしゃいました。
http://2010.koshien-net.jp/okada/interview1/
その社長様はプレゼンで以下のようにおっしゃいました。
「備後地区の伝統的な備後いぐさが絶えようとしていた。それを知ってしまった時、ただそうなんだと見て見ぬ振りができなかった。残りの人生をかけて、大切なもの、伝統とし
て大切に受け継がれてきたものを後世に残さなければ!そんな思いに突き動かされました。」
「でも何度も躊躇した。年齢的に失敗できない。新規事業のリスクはこれまでの経営経験で痛いほどわかっている。悩みに悩みました・・・」
言葉から思いが溢れるように伝わってきます。
当日発表された他の社長もみなそうでした。
みなさん本当に苦労をされてここまで歩んでこられてます。
途中で涙で言葉につまりながら話す社長もいらっしゃいました。
考えてみると当たり前の話ですが、忘れがちだと気付いた事があります。
それは、会社はそもそも、経営者がある時、「こういうことを実現したい」と一人思い立ち、その思いを語るところからスタートしているということです。
「いぐさ農家が5軒ひっそりとある」という今の風景の先に、あたり一体が1000軒ものいぐさ農家でひしめき、青々と田園風景が美しく広がっている」
あるいは、「学校の中に畳の教室があり、子どもたちが心地よい香りとやすらぎに包まれて
授業を受けている」
ビジョンとは、そのような社長の思いであり、将来こういう世界が実現しているという映像イメージなんだと思いました。
経営理念が壁にかかっている字としてしか社員に意識されなくなり、その背景にある映像が伝承されなくなった組織は危険です。
共感が薄れて何のために働いているのかわからない集団になっていくと思います。
このイベントを主催しているISLという団体の代表、野田さんは、著書でリーダーのことを「見えないものを見る人」と表現されていました。
ポイントだと思ったのは、普通の人には「見えない」ということではないでしょうか。
だから映像として見えるようにしないと「感じる」ことがで
きないし、伝わらないと思います。