ここは何度来てもホントに不思議なところです。
ご存知のように、佐渡は江戸時代より金山で栄えてきました。
そして、採掘した金を本州へ送るのに大きな船が必要になったわけです。
相川地区で採れた金を、小木の港へ運び、小木から本州へ送っていました。
その小木の港にほど近い宿根木には昔から船大工をはじめ造船技術者が居住して、千石船産業の基地として整備されて繁栄しました。
千石船「白山丸」が見られる佐渡国小木民俗博物館のホームページ
宿根木は約1ヘクタールの土地に110棟もの建物が方を寄せ合って建っている不思議なところです。
この「三角家」も、密集した土地で工夫を重ねて、その地形に合った家を建てた結果、船の先端のような三角の形をした家になったようです。いつ見てもおもしろいんですね、これが

この密集ぶり
お隣のおうちの会話が聞こえてしまいそうなくらい
ここは「世捨小路」と呼ばれる通り。
ここも道幅が狭いです

古い石畳は真ん中が磨り減っていて歴史を感じます

外側からは質素な家並みにしか見えませんが、江戸時代には宿根木地区は佐渡の富の三分の一を集めたと言われるほど栄え、家の中の造りは船大工の家らしい、良木をふんだんに使った贅沢な造りになっています。
公開民家もあるので、訪ねてみるとよくわかりますよ。
びっくりするのはこの宿根木地区は、重要伝統的建造物群保存地区でありながら、まだ実際に住んでいる方がけっこういらっしゃるってことです
外観を損なってはいけないので、外壁を塗り替えたり、クーラーの室外機を置いたりするのも容易ではないんじゃないかなぁ、なんて余計な心配をしてしまいます
iPhoneからの投稿



