噛む![]()
犬ちゃんと生活していて、困ってしまう行動ですよね。
行動療法科の受診理由のトップ3に常に入ってきます。
ちなみに吠える、トイレの失敗も人気(?)の相談です。
多くの場合は噛む理由があります。
ご家族の方は気づいていなくても、状況などをお伺いしていくと、その子なりに言いたい事がある場合がほとんどです。
まず認識してあげたいのは、犬は喋れない
ということです。
それでも意思の疎通はしていますよね。
それは表情、ボディライン、行動、声によって行われます。
前述した噛む理由は、
「嫌だ」
または
「怖い」
もしくはその両方の場合がほとんどです。
最初からいきなり噛む子はほとんどいません。
嫌だったり怖かったりしたときに、相手にそれを伝えます。
それでも止めてくれない場合に、やむを得ず噛みます。
そうすると、噛まれた相手はさすがにその嫌な行動を止める。
そこでその子は、噛むと止めてくれる💡
と学習するのです。
同様の状況が何回かあれば、それはより強固に学習されます。
「嫌なことがあったら噛もう
」
その子はそう決心したようなものです。
でも、それは無理のないことですよね。
本格的に噛むようになったら、行動療法の介入が必要なことが多いので、動物病院を受診してください。
出来ればその前に予防したいですよね。
そのためには、犬ちゃんの「嫌だ」とか「怖い」というメッセージをしっかり理解してあげることです。
軽いものから順に例をあげていきます。
・あくび、瞬き、鼻を舐める
・顔をそむける、体をそむける、前肢で体を掻く
・歩いてその場を離れる
・姿勢を低くする、這うようにして動く、耳を伏せる
・背中を丸めて四本足で立つ、尾を後肢の間に丸める
・伏せる、前肢をあげる
・体を強張らせる、相手を直視する
ここまで来ると、かなり不快なはずです。
・唸る
・噛むふりをする
それぞれを見ていくと、犬ちゃんは喋らないけど意思を伝えようという行動はかなりしていることに気づかされますよね。
ここまでしているのに止めてくれなければ、
流石に噛むのも致し方ないか、と![]()
そしてこんなことが続いてしまうと、
「この人には何を言っても無駄だわ」
とばかりに、嫌なことがあるといきなり噛む、というふうになってしまうのです。
問題行動は治療よりも予防がかなり有効です。
犬ちゃんの心の声に耳を傾けてお互い快適に生活しましょう![]()
