『流行りの病気』という言い方が正しいかどうかはわかりませんが・・・
動物病院に来る子たちでよく見られる病気が、年々変わっていっています。
15年前までは、乳腺腫瘍(乳癌)や子宮蓄膿症は頻繁にみられる病気でした。
今はほとんど見られません。
これは恐らく予防のための避妊手術が広く行われるようになったため、と考えられます。
猫ちゃんの化膿傷も減りました。
外出して喧嘩して傷をつくる子が減ったからでしょう。
さて、これから問題になると言われている病気があります。
感染症です。
昔から細菌による感染症は、ヒトと菌との競争というか、戦いというか、イタチごっこというか。
なかなか難しいものではありました。
もともと原因不明の病気だったのが、病原体が発見され。
それに対する抗生剤が利用されるようになり。
その抗生剤が効かない菌が現れ。
そんな菌にも有効な抗生剤が開発され。
そしてとうとう滅茶苦茶強い耐性菌が出てくると言われ始めました。
それにより、一説で人の重大な死因として、細菌感染がかなりの上位にくるのではないかと予想されています。
今はそうならないような方法を、各医療現場で模索している所です。
そんなことにならないように、なんとか食い止めたいものですね。

