こんにちは。
どうも。
たはらです。

書かずにはいられない。
書かないといけないわけではないのだけど、

10年という節目において言及せずにはいられない。そう思います。東日本大震災。
私はまだ高校生で事務所に応募して実技審査のオーディションを受け、親から合格の連絡が携帯に来たのがちょうどこの日だった。

まだガラケーだったあの時、回線が混線して電話がつながりにくくなったあの日。

私は高校が家からそう遠くもなく、
すぐに復旧したモノレールのおかげで家に無事に帰れた。

ただ、家に帰った後も余震の不安がずっと続いていたり、計画停電等もあったりと不安が続く毎日でした。

近くにあったドコモショップで見た千葉県の大火事のニュースに続き津波と福島第1原発のニュース。

まだエンタメの世界に身を置いていない自分は何ができるのか葛藤していた日々。

あの時感じていたことを思い出すと
当時東北に住んでいた方々はもっと不安だったんだろうと思います。

未だ復興の目処も立たず、
帰る場所すら見つからない方々がいて、

そこへの関心がなく、オリンピックと叫んでいるメディアとトップがいて、


僕達が体験したこと、伝えて行かないと、
10年という節目で少しずつ変わっていく気がします。

今は新型ウイルスが出てきたお陰で自分達の事が第一かもしれない、見えるはずのものがみえない世の中になっているかもしれませんが、これが明けたらどうか優しい世界になりますように。


書くか迷ったけど記しておきます。


10年前の、あの日の事を。

あの日から10年。


2021/3/11
たはらひろや