緩やかに描く弧
平熱のままさ
蒸した空気は気流に乗って
空高く積み上がる 速く

針が止まったまま なんて嘘
あれからずっと もがき続けている

飛行機は青空を
スカートのファスナーに見立て
ゆるゆるとこじ開ける
息を殺すように

理由などわからない 考えたところで
ただ 見えるものだけで 悟るな