夏休みも終盤に入り、宿題の

タイムリミットも近付いてきました



親の側が先に焦りを感じて

子どもを急かしますが

当の子どもたちは、まだどこ吹く風



毎日、起きたら真っ先に

誰と遊ぶかを考えるようです



子どもに、

遊ぶのは宿題をやってからね

と言うと渋々始めますが、

間もなく何かで遊び始めます



ま、仕方ない面もあります

小1ですしね



それに、カエルの子はカエル

親の私も大して変わりませんでした



自分が覚えているだけでも

私が中学高校の頃は

音楽を聴きながら勉強していて

集中して勉強するよう

親によく言われたものです



あの時は、むしろ

勉強しながら音楽を聴いていた

のかもしれません(笑)



集中力というと、

大人になっても

もっと集中力があったらなあと

思うことしばしばです



集中力がないと気が散って進みませんが

逆に、集中し過ぎると

周りが見えなくなることもあります



ほどよい集中力というか

集中力のコントロールは難しいですね



集中し過ぎで日常生活に支障が

出るケースもあり、過集中と言います



自分のやることに没頭し過ぎて

人の声も聞こえなくなったり、

誰かと話していていも

自分のことばかり言い続けたりします



声をかけた人からは

無視されたとか

話した内容が伝わっていないとか

独りよがりだと思われ

人間関係に不具合を生じかねません



この過集中が続くと

その反動で虚脱が現れます



過集中は

アスペルガー症候群でよくみられますが

過集中と虚脱を繰り返します



同じく、過集中と虚脱を繰り返すものに

ADHD(注意欠陥多動性障害)があります



ちょっと意外かもしれませんが、

ADHDでは、過集中が短く

すぐ他の対象に注意が向いてしまいます



いずれも、おでこの奥にある

前頭前野の機能に関係していると

考えられていますが

ほとんど分かっていません



今のところ、過集中の場合は

前頭前野の活動が過剰とか

セロトニンの分泌が少ないとか

言われているようです



セロトニンが少ないのなら

日光を浴びるといいのかもしれませんね

セロトニンが分泌されますから。


でも、どうなんでしょう?

このあたりもよく分かりません



過集中で脳は疲れますから

タイマーで定期的に休息をとるとか

休むときには甘いものをとるなど

対処をするといいようです



過集中に限りませんが、

自分のクセなどで

ちょっと困っていることがあれば、

周囲の理解を求め、

忘れやすければメモをとるなど

具体的な対処法をとることで

随分改善することがあります



気を付けようと思うだけでは

なかなか上手くいかないので、

具体的な行動レベルの対処法を

工夫していくといいでしょう



ほどよい集中力、

私の場合は、気が散らないように

何とか工夫してみたいと思います




(おしまい)







文:生塩研一



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