昨日は朝から神戸に移動


西野先生@武庫川女子大学と
共同で企画した、

MAL(医建法)学生会議
「リテラシーの話をしよう」


を開催してきました


$プラスサイエンス-MAL学生会議



ちなみに、

Mは医学(Medical)

Aは建築学(Architectural)

Lは法学(Legal)



対象は、大学で医学・建築学・

法学を学ぶ学生



オブザーバー参加として

それ以外の学部の学生さんも。




テーマは、「リテラシー」


リテラシーは本来

「読み書きする能力」

ですが、そこから派生して、

いろいろな場面で

「上手く使いこなす能力」

という意味でも使われますね



この会議でのリテラシーとは、

クライアント(患者や施主)が

専門サービスを賢く受けるために

知っておいて欲しいこと



リテラシーについて、

異分野の学生が集まって議論しよう

という企画です



学生はまだ市民感覚に近い専門家の卵

なので、

クライアントの立場を意識しながら

専門的なことを勉強しやすいですし、

そうすることは

将来実務に就いても役に立つはず


それから、


専門内の常識というのは

外からみるとそうでなかったりしますね


専門性が高いそれぞれの分野を

お互いに覗いてみると

自身の分野を客観的に捉えられるかと。




会議には、各分野の実務者として

 医師の、前川昌平先生

 一級建築士の、所千夏先生

 弁護士の、杉浦健二先生

にご多忙の中、ご参加いただきました



会の流れですが、


まず、主催者から趣旨説明、

参加学生の自己紹介、

場をなごませるための簡単なワーク



続いて、各実務者の先生から、

現場の具体的な事例を挙げて

いただきながらレクチャー



それから、学生を

分野を混ぜた5人グループに分けて

各分野のサービスを利用する際の

疑問点を抽出



その疑問点を専門分野内グループに

持ち帰って、各専門分野の

リテラシーを考えてもらって

それらをプレゼンテーション




普段、大学ではあまり学ぶことがない

テーマにも関わらず

しっかり考えて論点を整理し

とても上手にプレゼンをしていました



それぞれの分野に

固有の問題もありますが、

どれも専門性が高いながら

サービスを受けるクライアントと

直接やり取りする職種であり、

クライアントとの

コミュニケーションの取り方に

共通の問題意識があったようです




違う分野を相互に覗いてみることで

自身の分野を客観視する機会に

してもらえたようです




そして、ゲストの先生方からは、

それぞれのプレゼンに対して

貴重なコメントをたくさん頂きました




主催者である私たちだけでなく

ゲストのどの先生も

学生のレベルの高さに驚嘆




ゲストの先生方には学生が対象

であることをご理解いただき

手弁当で駆けつけてくださいました


とてもありがたいことです



なんと、杉浦先生には、

懇親会の途中で、飲み物まで

買って来ていただいたりして。。



参加してくれた学生達さんですが

募集の際には

推薦本を挙げて予習を促し、

また、

「座って話を聴くだけの講演会
 とは異なります」

などとプレッシャーを。。



それを乗り越えて

参加されただけありました



こんな学生さんたちがいるのなら

日本は大丈夫

そう思えるくらい。。




ちなみに、

会場のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)


戦前に建てられた神戸生糸検査所を

改修して、昨夏開館した施設



サイトによると、、

デザインやアートにまつわるゼミ、
レクチャー、展示、イベントを
開催するほか、貸ホール、
貸ギャラリー、貸会議室、
クリエイティブラボ(オフィス入居)
スペースなどがあります。


とのこと



建物自体も面白いですし

広い部屋が多く幅広い用途に使えます



三宮の駅からちょっと歩きますが
(15分?)

比較的安価で、いい所でしたよ






熱い学生たち、

素晴らしいゲストの先生方と

幸せな時間を過ごせた

神戸の熱い一日でした




(おしまい)







お読みいただきまして、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています。お気軽にどうぞ~!


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