大学の廊下での一コマ


明日、
難関とされる科目の試験があるそうで

「もう、無理や~」

としばらく会話している学生たち


そんな時間があれば勉強すればいいのに

と思いますが、
現実逃避したい気持ちも分かります



「試験」と「現実逃避」

で思い出したことが。。。



私が大学生だった頃、

おしゃべりな男子学生、N君がいました


ある物理科目の試験がありまして


試験当日、
N君は教室に入ってくるや否や

「徹夜で頑張ったけど、絶対ダメ」

と悲愴な面持ち


難しそうな試験でしたので

私を含め、そんな人は珍しくもなく

まあ、そんなものだろうと。。



しかし、


それを聞いていたA君

「あれ? 夜中に俺と1時間くらい
 電話で話したじゃん。
 あれから勉強したんじゃないん?
 とりあえず、前の日に長電話は
 もうやめてーや」


すると、B君も

「俺もそれくらいは喋ったで」


そして、C君、D君らが

「俺も俺も」

と続きます



相手は全て、N君



そうなのです


N君の徹夜の中身とは、

いろいろな人に電話していただけ

だったのでした



ちょっと怒り気味だったA君たちも

N君の「徹夜」に、苦笑い



そんなことがありました。。




かくいう私も
学生時代はよく現実逃避を。


忙しくなるほど、

テニスをしたり

知人と食事に行ったり

知人とドライブに行ったり



博士課程の最終年度には、

テレビで見た、書家・石川九揚
に触発されて書道を習い始めたりも


友達経由で教えてもらったのが
豪快で、とても素晴らしい先生

そこは、
書道教室の先生たちが習いにくる教室


若い生徒さんが少なかったせいも
あるのでしょうが、筆をもらったり
とても可愛がってもらいました


博士論文を進める中、

その教室に行く前の晩は徹夜して

部屋中に半紙を広げて書きまくり

筆の感覚が心地よかったです


習い始めて半年後には
呉市美術館でのグループ展に
出品させていただきました





学生諸君、

うまく現実逃避でリフレッシュしながら、
がんばろう!



(おしまい)







お読みいただきまして、ありがとうございました。

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