うちの子も小さいときは
くすぐってやると、ケタケタ笑って
もうやめて~というのに、
やめたら、やってもらいたがる
子どもって、くすぐられるのが
好きなのでしょうね
で
寝付かせるときによくやっていたのが
添い寝して「からすの歌」を歌い
歌詞の中に「か」が来る度に
子どものお腹をコチョッとやる
「か」らす なぜなくの
「か」らすはやまに
「か」わいいななつのこがあるからよ
「か」わい「か」わいと「か」らすはなくの
「か」わい「か」わいとなくんだよ
前段は頭が「か」で始まるので
「か」が近付く度に予感が高まって
身もだえます
後段は「か」が連発するので
予感が高まる間もなく、くすぐられます
そのうち、
私は歌詞を無視して「か」だけで歌って
くすぐりっぱなしに。。
かわいいなあ、子どもって
というか、
寝かせる気があったのかどうか。。
この、くすぐるという行為は
自分以外だからくすぐったいのであって
自分でやったらくすぐったくない
このとき、脳はどのように活動するのか
を調べた論文があります(1998年)
Blakemore et al., Nature Neuroscience 1, 635-640 (1998)
fMRIでヒトの脳活動を調べたわけですが
自分でやってくすぐったくないときは、
後頭部の下にある小脳が活動することが
わかったのです
自分の行為がもたらしているかどうか
という情報を加えて、くすぐったさを
感じないようにしている、つまり
自分の行動をモニターしていたのが、
小脳だったというわけです
くすぐるという物理的な現象は同じでも
その行為者が自分自身であるときは
脳が皮膚感覚を抑えてしまうのですね
自分の行動をモニターしている脳領野
としては、頭頂葉という脳のてっぺんも
関係していますが、頭頂葉は自己意識が
関係しているのに対し、小脳は
無意識的だという指摘もあります
このような脳の特性は
皮膚感覚に対してだけでしょうか?
もっと抽象的な、考えるといった行為
でも起こっているかもしれません
自分のことを反省しようとすると
自分の過去の行動や言動を
無意識的に過小評価する、許してしまう
回路が働いてしまって
ちゃんと反省できない、とか
私も
自分につい甘くなってしまいがちですが、
こんなことが理由なのかも。。
言い訳が見付かった、
と喜んでいる場合ではありません(笑)
より厳しく自己反省しないといけない
と自己反省した次第です
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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