午後10時前、京都より戻って参りました

餃子を頬張りながら書いています


今日は3、4限に講義

脳がいかにダマされやすいかを
錯視をたくさん使って示し

要素還元主義の限界として
ロジスティック写像などを使って
カオスの例を挙げ

帰納法、反証主義、弁証法の概説
をしました

これ、何の講義?という感じですね

おもしろいと思いますよ
自分で言ってちゃダメですが。。

でも、
自分で面白いと思ったことを話せば
結果、講義もおもしろくなるはず。
本来は。


その後、車を飛ばして、京都へ

普段、ほとんど行かない京都ですが
今月はこれで2回目

しかも、両方とも車で

前回は、地震の直後で電車が
止まっていて仕方なく

今回は、時間の関係で仕方なく

車だとお金もかかるし
本も読めないし
疲れるし


今回のドライブのお伴は

新潮社『考える人』に所収された
小林秀雄の「最後の対談」として
ニュースにもなった、
河上徹太郎との対談のCD

歴史について語り合っています
後半、だんだん酔いも進んで
やり合う様は、なかなかいいです

ちなみに、
この新潮社『考える人』の次号
[特集]数学は美しいか
も期待大!
2013年7月4日発売です



で、何をしに京都に行ったのか

京都大学で催された
「分野横断交流会」に参加したのです


友人?師匠?のKさんが、主宰のM先生に

「絶対会うべき」

と勧めてくれたのがきっかけです

早速、参加してみたのでした


果たして、M先生、素晴らしい方です

同志を見付けたり!

といった感じですが、もちろん、
格はM先生が数段上です。。

大学の研究者コミュニティーに
失望しておられ、大学を変えたいと

でも、大学は変わりにくいので、
文科省から変える

え? もっと難しくない?
と思いましたが、お話を聞いて納得

これ、できる人にしかできません。

私は、
大学生がいろいろな分野を学ぶ機会が
大学にあまりないのを憂い
多分野学生ワークショップという
理系文系の枠を超えて交流する
学生の会を手弁当で自主開催しています


働きかける対象が、
M先生は文科省、私は学生という
違いこそあれ、

大学をもっと機能させたいという
気持ちは同じ


この「分野横断交流会」は
毎月最終火曜の夜、
京大吉田キャンパスで開催

研究者の参加が比較的少ないのが残念

研究者の方も、もっと参加しましょう!



ついでながら、会に参加された中で
マイクロ波がご専門で
京大宇治キャンパスのMT先生とも歓談

テレビドラマ「ガリレオ」の話になり

そう、初回はマイクロ波がドラマの
鍵だったわけです

まず、マイクロ波で窓の水滴を
沸騰させるのは困難。
しかも、
その間に人間が大変なことになってる、
と盛り上がりました


それから、
MT先生ご自身のご研究について
マイクロ波で充電するとか
マイクロ波を化学反応の触媒に使うとか
面白い話を聞かせていただきました



京都の熱い夜でした



(おしまい)




お読みいただきまして、ありがとうございました。

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