先日、大学2年に進級した優秀なK君が

「ブログ見てますよ」

と声をかけてくれました

え? うちの学生も見ているのか(笑)

実名、顔出しだと書きにくい。。

でも、ウソを書いているわけではないし
頑張って、書いていきますね



先週から大学の講義がはじまりました

私が前期で主に担当している講義は
大学1年生を対象とした導入的な講義で

・高校と大学の違い
・科学的思考や論理的思考
・レポートの書き方(Word使用)
・プレゼンテーション(パワポ使用)
・ディベートの実践

などを全15回で行ないます

講義をただ聞いてもらうのではなく
レポートを書いたり
パソコンを操作したりで
演習的な要素も多々あります

ですから
1学年は120名近くもいますが
1コマでは半分にして約60名ずつ


中でも、初回は特に大事にしています

というのは、
学生たちとのファーストコンタクトが
それ以後の学生の姿勢に結構影響すると
思うからです


私は、学生の頃、塾で講師をしたり
家庭教師をしたりしていました

高校生や中学生の数学を主に担当

家庭教師をやっていますと
一対一ですから、雑談をする機会も
割とあります

勉強と関係のない話をしながら、
どんなことが好きだとか、嫌いとか
学校ではどうとか、友達がどうとか

そういう話を重ねていくと、
その子に対しては、どういう感じで
接したらいいか分かる気がしてきました


そのうち、
家庭教師で初めて訪問するときには、
初回はほとんど勉強の話はせず
雑談でお互いのことを話すように。

生徒によっていろいろですが
最初にこれをやっておくと
スムーズに展開できたように思います


一方、塾では相手が大人数なので
なかなか難しいです

それでも、
機をみて生徒の様子を探ります

すると、質問もしやすく前向きに
授業を聞いてくれたように思います


もちろん、これらはあくまで私の主観
本当のところはわかりません

というか、先生としては
これが当たり前なのかもしれませんね


私は、大学の講義でも、
このやり方を引き継いでいます


初回の講義では、大枠をざっくり話し
そして、出席確認をとります

このとき、できるだけ一人一人と
ちょっとだけ言葉を交わします

聞くのは、他愛もないこと

でも、ここに
長年培った技術が役立ちます
(企業秘密。。)

学生のキャラを掴みながら、
自分のキャラも出していく


このようにして、学生の反応を
引き出しやすい環境を作っている、
つもりです。。

学生の反応が分からずに講義を
するのは、私には難しいです

お互いのキャラをぶつけてこそ
退屈しない講義にできるのではないかと


もちろん、初回だけで全部わかるわけ
ではありません

でも、初回の対応でその後が
かなり違ってきます



初めて会う人の第一印象って
大事ですよね

基本的にはそれと同じと思います


ですから、
講義でもファーストコンタクトを
大事にしているのです



(おしまい)




お読みいただきまして、ありがとうございました。

「いいね!」と思われましたら、すぐ下のリンクをクリックしてもらえると嬉しいです ↓


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ
にほんブログ村