皆さん、こんにちは。
起業コンサルタントの小沢理江子です
いかがお過ごしでしょうか？
今日はサービス業における
独身女性の離職理由についてです。
私のようなお教室業では
若い独身の女性を、
講師兼アシスタントとして雇うことが多くあります。
しかし、
せっかく採用しても
人が育たない、すぐ辞める
という問題に悩まされてきました。
また常に辞めるリスクを織り込まないといけないため、
雇ったとしても、戦力として100％当て込めない
のも悩みでした。
同じようなお悩みの小規模の
・お教室業
・サロン業
・飲食業
・・・などの方には
参考にしていただける内容かと思います。
またお教室・サロンオーナーなど
これから人を雇って拡張するような
ビジネスモデルをお考えの方も
ぜひご一読ください。
ここでは、（アンダー35くらいの）独身女性という設定で
お話させていただきます。
ボーカルスクールの場合、
採用するのは独身女性の場合が
圧倒的に多くなります。
それは、そもそも採用時の年齢が若い場合が多いので
必然的に独身比率が高くなるほか
夜が遅くなる＆交代が難しい
という仕事の性質上
家庭やお子さんのある方には
正直、働きにくい業種なのもあります。
そのため、働き手としての頼みの綱は
独身女性なりがちですが
その独身女性も続かないケースが多いです
待遇面（給与）の改善といっても
利益率の高くないお教室業では限界があります。
ちなみに結論から言ってしまうと
待遇面を変えても、
離職率にはあまり関係がありませんでした。
では、離職の本当の理由は何なのか？
もちろん退職には複合的な理由があると思います。
しかし、結局のところ一番の理由は・・・
同年代の友人や彼氏と
休みが合わない
というところにあります。
大手スクールであれば
多数の講師でカバーする方法もあると思いますが
限られた人員をやりくりする小規模スクールでは、
それも難しいのが現実です。
もちろん、土日が休みではないことについては
採用時にしつこいくらい確認しています。。笑
しかし、採用時には
大丈夫です
と皆さん、おっしゃいます・・・
ところが、いざ採用されて
その状況が長期間になると
始めは大丈夫だと思ったことも
ストレスになってくる場合が多いのです。
やはり若い方の多くは、
仕事も大事だと思っていますが
一方でプライベートでは
同年代と交友や恋愛を楽しみたい
というのがホンネです。
（※この感覚は今後、コロナの影響で変わっていく可能性もありますが。。）
もちろん、この感覚にも個人差があります。
平日休みのほうが好きなタイプの人もいます。
ですので、比較的離職率が低いのは
すでにサービス業で平日休みを経験している人のほうです。
逆に初めてサービス業に従事する人の場合は、
この理由での離職が多くなります。
では、どうしたら良いか？
これからは一般的に若い人の採用が
ますます難しくなる時代です。
そのなかで高齢者を活用するというのも
現実的には考えにくい業種の場合
プライベートにストレスを感じるような働き方を
若い人に提示しても
応募者がいなくなるか
採用後の離職者が多くなるかだけです。
結局は、ビジネスとしての継続が難しくなります。
結論から言えば
既存のお教室業の枠に捕らわれず、
働く人がストレスを感じない
新しいお教室業のスタイルへと
転換していくことが必要です。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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小沢理江子
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