自分一人で作っていてもよくわからない。
思い切って、句会に参加してみました!
幸い初心者オッケーの句会があることを発見したので、
今回はそちらに脚を運んでみました。
句会では、
「当季雑詠」といって、時期の季語を含んだものなら、
何でもオッケーというもの、
事前に「兼題」というお題が発表されて、
それを含んだ俳句を詠むもの、
また、当日「席題」というお題が発表されて、
そのお題を含んだ俳句を即興で詠むもの、
というスタイルで、俳句を作っていきます。
自分が参加した句会では、
「当季雑詠」2句と「席題」1句を詠むものでした。
個人的に、この句は俳句として成立するのかな?
というものを2つ選んで、
席題では、こういう表現はどうなんだろう?
というものを、1つの縦長の紙に、
1句をかいて、3句投句(句を発表する)しました。
全員の投句が終わった後、
投句はばらばらにされて、テーブルに3句ずつ配られます。
それを清書用紙にそのまま書き写します。
こうすると、誰がどの俳句を詠んだのかわからなくなります。
その後、これらの俳句を順に回しながら、俳句帳に書き写します。
(この作業が地味に面倒。)
そして、個人的に気に入ったと思うものを選んで書き、
提出します。(選句)
この回してるときに、いろんな句を読むことになるのですが、
ほんといろんな発想があるんだなあと気付かされます。
逆にこれ当たり前ですよね?みたいな内容もあり。
その時点で、あ、もっと自由に俳句詠んでいいんだ。と気づきました。
逆に、失敗を恐れなくてよくなりました。
その後、この選句したものが発表されます。
俳句が詠まれる度に、詠まれた人は名前を大きな声で伝えます。
みんながいいなと思った俳句にはたくさんの票があつまります。
幸い、自分の作った俳句にも票が入りました。ホッ
その後、全ての票に対して、句会を主催する方から講評がはいります。
このときに気がついたのは、
みんながいいなと思った俳句でも、
主催の方からすると、アレ?この俳句はいいのかな?というものがあるということ。
つまり、みんながいいと思ったからといって、
それが本当によいものなのかどうかはまた別の話になるということ。
主催の方によっても、句の良し悪しの基準がかわってくるのかなあと思いました。
今回の句会では、
自分では分かる内容が、相手にはよくわからない、
ということをよく感じたので、
次回は、わかりやすさに重きをもって作句しようかなと。
一つの句会だけではなくて、
いろんな句会に参加してみたい、と思うようになりました。
また次回に続きそうです。