【2/11・映画公開日】
それぞれの感想。赤裸々に。
※原作、映画のネタバレあり。
大前提として映画、原作を見られることを推奨なのでネタバレは出来る限りボカしますが(映画を見てないと分からないくらいにボカしをいれたい気持ちですが)、ネタバレはネタバレになると思うのでご注意。
尚、私は原作ファンです。その視点での感想になります。
各キャストの方ごとの思いつくまま感想、ストーリー感想、その他感想で書きます。
良いも悪いも赤裸々に書いていきたいと思います。
あれこれ思い浮かぶことが多すぎて整理できそうになかったので各キャストさんごとにして思いつくまま良いも悪いも書いていきます。※各キャストさんに分けて書くのは私の感想の書き漏れをできるだけ防ぐためであり、俳優さんや女優さんへの批判ではありません。(むしろキャストの方はお疲れ様でしたという気持ちです。)
・貘さん
・俳優さんに関しては、カリスマ性、魅力ある人物が貘さんなので演じるのはかなり難しかったはず・・・・・・お疲れ様でした、ととにかく思った、という感想。貘さんはなかなか掴み処がない、本当に特別な方なので、例えばハングマン時のポップな口調とQちゃんの時とでは貘さんの言動、印象には原作でもかなり差があって(そこがまた貘さんの魅力で)そういう所を一つとってもかなり難しそうなところ、違和感なく見ることができた。お疲れ様でした。また俳優さんは「貘さんにハーモニカを吹かせる案」を拒否されたという話を見た。俳優さんに感謝です。
・序盤からカリ梅結構食べるなと思いながら見ていた(いざって時より成功したら食べているレベル)。
・上のカリ梅を食べる回数もだが、ストーリー上気になるところ(主にハングマン)でかなりあったので、そちらについては下記のストーリー感想で書きます。
・梶ちゃん
・梶ちゃんのイメージままでとても良かった。特に、CMでも既に見ていたが、ハングマン開始時に焦って銃を天井に向かって撃ってしまう演技が好きだった(しかしせっかくの演技なのに、ストーリー上勿体ないなと感じる部分でもあった※こちらもストーリー感想で記述)。
・貘さんに引き込まれるシーン(梶ちゃんの母親やそのやり取りなど)がなく、原作を知っている分、私から見ると貘さんに対して「ついていきたい」「やっぱりやだ」「ついていきたい」の梶ちゃんの流れが情緒どうなってるんだと思ってしまった・・・・・(笑)。ちなみに原作ではその間に色々なやり取りがあって、魅了されたというシーンがあって、梶ちゃんは非常に共感できる人物です。原作未読の方は、梶ちゃんのこの言動、違和感なく見れたのだろうかという感想を持った。
・マルコ
・体格に惚れ惚れ。マルコの体格だ・・・・。
・終わった後座って泣いているシーン良かった。個人的に好き。
・梶ちゃんに握手を求めるシーンもマルコらしくて良かった。
・ストーリー上はマルコの活躍はほぼ無関係?に思うが、Qちゃん戦を映画のハラハラ感、アクション要素として入れたかったと考えるとマルコ登場は流れで必要だったか、と思う。
・料理上手設定は蘭子の流れを思うと仕方ない要素、眠りについてしまう設定や闘牛設定は倒す上で必要だったのかもしれないが、個人的には原作ままが良かったという気持ちがある。
・夜行さん
・格好良い。淡々とした仕切り、夜行さんだ。
・佐田国
・テロリストの設定は映画化する上で難しいのかもしれない。だが。マッドサイエンティストにするならば、「人を使って色々するのが好き」というようなイカれた人物であってほしかった。そうでないとハングマンのラストが崩壊する。と思ったら崩壊していた。『イカれたサイエンティスト』の方が良いのでは・・・・・と未だに思う。
・イカれた佐田国ではない分、セリフも言動も原作に沿っていてもチグハグ感が否めない。
・ハングマンの時も「心を捨てた人物」という部分の一点張りで突き通していたように思う。しかしそれだけの要素で原作に近いセリフを言っていると、チグハグ感がずっとあった。
・しかも佐田国の今に至った経緯は同情できるもので、イカれた人物とは正反対であり、裁かれるべきではないのではと思ってしまう人物になっていたのは残念だった。ただの踏んだり蹴ったりな、本当に可哀想な人物だった。
・佐田国の「話が通じない感」が一切なかったので残念。あの堂々とした態度、他を圧倒する気迫という要素も特に感じず、どういうオチとして観れば正解だったのか未だに分からない。(感動だったのか?)
・目蒲立会人
・目蒲立会人、個人的に好きな立会人なのだが非常に格好良かった。
・暴力シーンも「拳銃遣ってる」とCMを見て少々ガッカリに思っていたが、原作の取り立て時の夜行さんの時のように相手が拳銃を持っていたからだと映画を観て納得。
・蹴りのシーンなどもあって、非常に良かった。
・佐田国の事を言われてキレる表情、肩入れする表情など目蒲立会人らしくて好きだった。
・立会人で集まっている時の引きの立ち姿格好良かった。
・ハングマン後での號奪戦の流れ(正確に言うと號奪戦ではなかったようだが)、この流れは少々残念だった。ストーリーに関して長くなりそうなので下記に記述。
・お屋形様
・キャスト発表時から思っていたが、綺麗な方だな~~という印象が強い(お屋形様にピッタリすぎて非常に歓喜)。
・ルービックキューブをずっと手にしているのも良い。やはり原作の通りなのが一番良い。
・屋形越えで何故か話さないところは、「話さないキャラにされたのか・・・・?」と感じた。
・屋形越えで話さなかった分、その後話すと「あっ喋った」と無駄に思ってしまった。
・ハングマンでも常にクールな印象だったが、あそこから宇宙人になると思うと・・・・?
・鞍馬蘭子&鞍馬組
・女優さんがお若くて綺麗な方なので、ハングマン時の極道!な蘭子姐さんを・・・・?と上映前は正直思っていたが、「~~だよ!」という口調は蘭子の凄みがあって好きだった。
・せっかくの凄みある蘭子姐さんだったのに、ストーリー展開上、中盤からその感じがなくなっていったのが非常に残念だった(後述)。
・レオの存在は今回の映画では不要なほど。(レオでなくても成り立つ)
・佐田国のパートナー(オリジナルキャラ)
・女性の方。原作だとハゲのポジション。
・佐田国と同じところで働いていた女性で合っているだろうか?だとしたら拳銃を扱ったり即座に対応したり、かなりあのポジションとしてこれまでがんばってきたんだな~という印象・・・・なのだが、働いていた頃の写真を見ているせいで、あの女性がそんな風に動ける人物(裏の世界で拳銃も持ち歩いて扱える人物)になかなか私が飲み込めず、あの女性キャラのポジションには最後まで違和感を抱いてしまった。
・この人も可哀想なだけのポジションだった。佐田国とセットで可哀想な人物という認識。
・その他登場人物
・作中で色んな立会人が登場して歓喜。
・リーゼントっぽいシルエットの人がいたが門倉立会人だったのか?
・ハングマンを見ているお屋形様の横にいた人物、美年立会人と誰なのか認識できず、髪を後ろで束ねているというところから「間紙立会人?號数的にもあり得なくはないか?」と思ったり、真っ黒のヒゲから「まさか巳虎立会人・・・・?」と思ったり。そして「まさか判事?いや、判事じゃないか。」と、映るたびに「誰なんだ」と頭の片隅で思っていたが、エンディングで判事の名前があって驚いた。あの人は判事だった・・・・ということか・・・・・。最後の名前を見るまで分からなかった。
・良かったところ
・ここもやるんだ、ここもここも、という感じでCMで察していたハングマン以外にも原作のストーリーをいくつか見る事ができた。映画内で立会人や敵の名前を見るとやはり歓喜した。
・CMで見ていたオリジナルな部分は割とすぐ終わり、「ただし味は・・・・?」も案外スッと終わった。
・原作ファンなのでこの感想は致し方ないと流していただきたいのだが、原作に沿った部分は「やっぱ嘘喰い面白い」という感想が出て、改めて読み直したいと思った。
・気になったところ【屋形越え】
貘さんが屋形越えで敗退したその所は映画内におさまらないので無理だとしても、原作にあるように敗北したあと笑顔を見せるのは無理だろうか。映画だと意味深に見えて引っ掛かってしまうから涙の演出にしたんだろうか。原作を知らない人から見ると「貘さんが敗北した過去」でしかないように見せているのはあえてなのだろうか。ぜひ、原作を読んでいない方には全巻見てその真意を見て頂きたい。
・気になったところ【ハングマン】
・ハングマンのラスト、シンプルに貘さんが鬼すぎて、「それだけはしたらダメだ、しないよね?」と見ていたらまさかの予想通りの行動をとったことに一周回って笑ってしまった。あれを「感動の展開」として、映像にしているんだとは思うのだが、単純にサイコパスな行動をとっていたようにしか見えないのは私だけなのか。原作で「人間に戻す」あのカッコイイシーンは佐田国の設定上、映画ではできないので崩壊。そのためにあの流れ、オチになるのは致し仕方ないのかもしれないが、佐田国の過去が出た時点でラストをどう落とすのか気になっていた分、「一番やってはだめだろ~・・・・・」と思ってしまうラストだった。貘さんはどういう気持ちで佐田国に呼びかけ、見せたのか。何がしたかったのか?佐田国は何を思ったのか?佐田国は落ち着いた顔で静かに・・・・という感じだったが、原作と正反対すぎて、この勝負は一体なんだったのかと思ってしまうオチだった。とにかくラストが鬼すぎて、貘さんの性格から離れた言動になってしまっていた。
・貘さんが自分の手札を上下に分けて伏せて佐田国に引かせたシーンは個人的に非常に嫌だったし、非常に引っ掛かった。伏せてカードを出すことは佐田国にやっていただきたい。「カードを伏せる」という行動をとることは、あのハングマンのトランプで貘さんにさせてはいけない行動なのでは?
・ハングマンが全体的に展開が早く(原作のような“意外と早く勝負がつくぞ”、という意味ではなく、本当に淡々と流れていく)、ハングマンが映画の中でも一番拍子抜けに感じた。
・ハングマン映画化で楽しみにしていた「覗き見るシーン」がほぼ流れ作業になっていたことが非常に残念だった。あそこは時が止まるレベルで映像として観たかった。周りが貘さんの行動を見た上で「今何が起こったか分からないシーン」と思うようなシーンも特になく流れになっていた。また貘さんもトランプを覗き見たあと、佐田国の顔を横目で笑いながら見ることもなくすっと戻っていくシーンとなってしまっていたのが残念。
・トランプを丸めて地面に落とすような、ハングマンのシーンが少なくて残念だった(原作にある駆け引きが少ない)。
・時間制限までの流れがさっくりとし過ぎているように感じた。「何十分もカードを引かない貘さんのシーン」も、貘さんの格好良い行動なはずなのに映画ではここもほぼさらりと流れた。そのため、原作未読の方にとっては「時間制限」の必要さ、大きさ、貘さんの仕組んだ凄い事ということが分かりにくかったのでは?と思った。(原作では種明かししたあと非常~~~にカッコイイので残念だった。)
・佐田国の目とカメラが出すぎでは?原作未読、初見の方はあの分かりやすい意味深な映像をどう思ったんだろうと思った。ハングマンでの「佐田国の絶対的な勝利」(しかしその理由は命を捨てた者の偶然、天命)としか見えいないところと、貘さんの「その嘘を見破り仕組んだ時間制限とその言動」で見ている側は「どういうことだ」と違和感を抱きながら見守り、ラストで全てが分かる・・・・・というのが原作の、感銘を受けるほどの面白さなのに、映画ではやたら佐田国の目やカメラが映り、佐田国の過去では思い切り目に包帯を巻きつけた状態での何度も登場、その後の貘さんのトランプを引くシーンで、分かりやすすぎるのではと感じた。ハングマンがくるまで映画としても中盤以降で、「ついにハングマンが来た」と思ったのだが、そのハングマンが一番拍子抜けだったかもしれない。もっとじっくりとハングマンを「原作忠実で映像化しました」くらいのレベルで見たかった。キャストの方が非常に良かったばっかりに尚の事残念。また原作未読の方には原作のハングマンを読んで欲しい。お屋形様やカールさん達が入って来るので織り込み具合が凄いのだが、ハングマンのあのシーンは見開きでぜひみていほしい。
・梶ちゃんがパートナーとしてハングマンに巻き込まれているのが確定したシーンを見て、「自分じゃないから正気でいられる」という梶ちゃんのシーンがカットされることは察していたが、ハングマンを2つずつ組み立てるよりも原作のまま1人ずつ、そして合計2つあるからそれで目蒲立会人は・・・・・という具合が一番良かった。目蒲立会人について美年さんが「入れ込み過ぎだ」というようなセリフがあったのに、当の目蒲立会人は普通に夜行さんとやり取りして戦い終わってしまったのが残念。
・貘さんがハングマン中、本気で梶ちゃんに叱咤激励されるようなシーンになっていたことが非常に残念だった。
・貘さんがどこまでが演技で、どこまでが本気なのか。原作だとあんなにも種明かしした時に全てが繋がり理解ができ、それまでのブラフに衝撃を受けることができるのに、今回の映画だとイマイチ分かりにくかったんだろうという感想。原作を知っているから分かりにくいと感じるのか、知っているからこそ比較して分かりにくいと感じるのか。貘さんがなかなかカードを引かなかったところ、その後の佐田国とのやり取り、佐田国がなぜババを引くようになったのか・・・・・といった流れがザーッと足早に駆け抜けていっての種明かしなので、種明かしもこれといって驚愕、とならなかった印象。ぜひ原作を読んで欲しい。
・佐田国のパートナーとして出ていた女性キャラクターが、ハングマンで対面した時に即座に拳銃をだしすぎて、梶ちゃんの拳銃のシーンがあっという間過ぎたように思った。梶ちゃんがてんぱって拳銃を撃ちまくるまでが早くて、梶ちゃん役の方のあのパニック具合が非常に良かったばかりに勿体ない気持ちが生まれた。佐田国のあの気概に圧倒されて撃つ、というあのやり取りは原作忠実に見たかった(というより忠実でないとやはり早すぎて違和感があるなと思ってしまった)。
・貘さんの夢を「世界平和」とあの時に言わせるのに違和感。しかもその上で佐田国と一致していた、というのが本当に残念だった(映画としては綺麗なオチなのかもしれないが)。佐田国と貘さんは全くタイプが違うので、一致する価値観がある時点で崩壊している。佐田国が同情されるキャラクターである時点でこうなることは薄々見ている時に分かっていたが、やはり何度考えてもイカれた人物であってほしかった。また貘さんのあのセリフには、貘さんの本音と性格がかなり凝縮されている。サラリとあそこで言うようなセリフでない。貘さんの気持ちを軽く認識されたようでショックに近いシーンだった。
・目蒲立会人のアクションは格好良いのに、倒れた後の回収がシュールすぎた(引き映像で右奥で運ばれるシーンが非常にシュール)。またあそこで運ばれてしまった(終わってしまった)ため、原作での死亡シーンもなく残念だった。
・お屋形様があそこで3人で見ているのは不要な気がする。原作では現れる理由、流れがあるのだが、映画だと「・・・・?」という感想だった。
・気になったところ【鞍馬組】
・鞍馬組が5億しかなく、しかもその5億で経営がいっぱいいっぱいの鞍馬組。
・映画を観た上で改めて思うのが、やはり鞍馬蘭子の恋愛要素が不要すぎる。
・恋愛要素を入れたばっかりに、蘭子姐さんのあの感じが中盤から「ただの乙女」と化していた。しかも相手が貘さん・・・・・もう原作とはほぼ別人レベルのやり取りとして観た方が良い。
・蘭子姐さんの家に3人が居候させてもらったり面倒みてもらったりするシーンは「全員原作とは別人」として観てしまっていたので一周回って無の感情で見る事ができた(原作にはない展開過ぎて無感情)。
・ハングマンで貘さんが勝利したあと、鞍馬組全員で「ヨシ!」は笑う。アットホームな職場すぎ。
・原作での「ナメんじゃないよ!」「この鞍馬の蘭子の恐ろしさを~・・・・」という蘭子姐さんを知っている分、中盤以降の蘭子姐さんは別人。恋する乙女、経営カツカツ(しつこいようだが重要)。
・あんなに中盤から乙女感を出されると、前半で凄んでいた蘭子を思い出すと「そりゃ佐田国にナメられるでしょ・・・・」と思ってしまう気がするのだが。中盤からキャラ崩壊だった。
・鞍馬組全体で貘さん側に寄りすぎ。蘭子姐さんはもはや恋する乙女として貘さんに加担するのは分かるが(経営もカツカツなので5億賭けた分必死、という設定でも分かるが)、周りの鞍馬組は貘さんとあの期間の間で何があったと思うくらい、レオ筆頭に鞍馬組がなぜか全体で貘さん寄りだった。(蘭子が望んでいるから周りも・・・・ということか?にしてもリアクションが極道から離れすぎて笑う)
・気になったところ【ハンカチ落とし】
・ハンカチ落としに関しては、原作未読の方には唐突過ぎてついてこれないのではと感じた。
・原作を知っていると「ああ、ここもシーンとして入れたんだ」という感想になるが、それでもルールもほぼなく「ハンカチ落としね」といった感じで貘さんが後ろに回り、即勝負が始まるのは違和感があったので、ハンカチ落としの流れを知らない原作未読の人はもう雰囲気で「こういう感じで次の勝負が始まるんだな」と流すしかなかったのではと感じた。(映画のただのオチとして流し見する、というシーンであれば分からなくもない。)
・嘘喰いの世界観を映画館で観れることはやはり嬉しかった。
・嘘喰い独特の皮肉要素がほとんどなく、全員ストレートなやり取りが多いように感じたのが残念だった。(目蒲立会人の挨拶がカットなので貘さんとのハングマンでのやり取りなし、目蒲立会人VS夜行さんはあるのにその中でのやり取りはなしなど。)嘘喰いならではのセリフはかなりカットされていたように思う。
・そもそものキャラクターの設定が原作と違う部分(梶ちゃんの育ちや親、佐田国の設定全て)が影響して、原作のまま(原作に近い)話で進めるとチグハグ感が否めない部分がかなりあった。
・ハングマンが個人的にもっと細かくゆっくりと原作まま見たかったという感想。
・原作未読の方にどう伝わっているんだろうという気持ちが強い。そして、「原作を読んで欲しい」という気持ちが強い。ぜひ、今回映画化された部分(始まりからハングマンのあたり)は見てほしい。7巻あたりで映画のところは終わる筈(一部のシーン除く)。そして読み始めると止まらなくなること必至。
・キャストの方お疲れ様でした、という気持ちがある。
まだまだ書き漏れがありそうだなと思いつつ、現に1つ書こうとしていたことを忘れてしまって思い出せないこともありつつ、感想はこの辺りにします。
映画を観て、原作は未読だと言う方はぜひ読んでほしいです。