富士山に登ってきました。
閉山ギリギリの時期でした。
こんなに大変なんですね。
山小屋で休まず、頂上を目指し、下山したプランでした。
酸素が薄くなっていく経験は初めてで、
こんなにも酸素が薄いと
普段の動きのまま登ってはいけないんだと感じました。
いけないというか、もたないという感じでした。
省エネで大きく動く、
この技が大変必要となりました。
高山病は高度を下げなければ治らない、
でも その場から下る力がない。
自分の命に関わること。
それが起こります。
自分は大丈夫でしたが、
一歩間違えば、命取りです。
9、5合目から頂上まで、
あと少しのところ。
ここが辛い。
あと少しなのに、ほんとに辛い。
酸素がもっとも薄いからでしょうか。
ちょうど9、5合目から頂上までの時、
思いました。
何事も、最後の最後が大変なんだと。
成し遂げたと思いきや、
あと少しのところが
行けるかどうか。
富士山に登って感じたこと。
それは、
省エネで生きるすべの大事さ。
少ない酸素で効率よく動く。
そして
達成、と言う名の大変さ。
ご縁あって登れて良かったです。
体調を整えて、体力をつけて、慎重に。
3000メートル超えは やはり凄いですから。