plumです。

5３歳、主婦。

虚弱体質だった幼少期からの半世紀を記しています。

大学卒業式を２日後に控えた日程で行われた

卒業演奏会

偶然にも、その年に開館したばかりの真新しいホール、1800人収容のホールのステージで、たった一人で演奏します。

ちょっと時系列が前後しますが、この約一か月前。

あのブラームスのオーケストラ演奏会の一週間ほど前に、わたしは一人で東京に行っていました。

高校３年のころ、レッスンや受験のために頻繁に東京に通っていて、そのころのわたしは「東京グセ」がついており、大学に入ってすぐのゴールデンウィークも、早速『ひとり東京旅行』に行っていたほどです。

今のようになんでもネットで買える時代ではなく、太鼓のバチやら楽譜やら、専門店のある東京まで足を運ばないと買えなかったというのもありますが、おもな目的はやはり「買い物」

洋服などに関しても、東京でないと買えない服がたくさんあったのです。

一人で渋谷や銀座を歩き回り、その日はホテルに一泊して、翌日もまた楽譜屋巡りなどをして帰るのがお決まりコース。

一人で気ままにホテルに泊まるというのが楽しみでもありますが、せっかく東京にきたのだから、と、いつも東京在住の幼馴染を呼び出して、二人で夕飯を食べたり、朝まで狭い部屋で喋りまくっていました。

ちなみにこの幼馴染とは、はるか昔のブログに書いた

小学校の鼓笛隊で「目の上のたんこぶ」だった子

のことです。賢かった彼女は、想定通り東京の有名私立大学へ入り、そこの学生をしつつ、学生ながら叔父さんの会社でPCを使った仕事をしていました。

その後もだいたい年に一度くらい、それを実行していました。

とはいえ、大学入学以来、学生なのに半分は社会人みたいな生活で、演奏や教える仕事、絶対に休めない授業が多く、

丸二日間予定がない日

というのが、ほとんどありませんでした。

オーケストラ演奏会の一週間前というのは、本来なら一応春休みに入っていたので、この二日だけは東京に行ける！と、実行したのです。

一応、N響の演奏会を聴きに行くという大義名分も作り、たまたまプログラムが良かったのもあり、昼間はさんざん渋谷の洋服屋を周り、夕方からN響を聴きにNHKホールへ、、、

その、N響演奏会の前まで、西武デパート、パルコなどを歩き回ったわけですが、当時は西武の別館があり、そこはもう、なんというか、かなり派手なお店ばかりが入っているビルでした。

簡単にいうと

そのままジュリアナのお立ち台に乗れそうな服

ばかり

そのころはディスコなど興味もなかったのですが、ふとそのなかの一着を見て思いました。

卒業演奏会の衣装にいいかも。。。

【大学生】卒業演奏会の衣装