NTTdocomo、KDDI、ソフトバンクモバイルと日本の三大キャリアが、「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立に合意したと発表している。

これはどういうことを表すかと言えば、FeliCa等の日本独自の非接触ICサービスのみならず、国際規格であるNFCを使って、国外でも利用出来るようにすることや、サービスのためのインフラをキャリアが構築するということになる。

で、iPhoneユーザーとしては、次期もしくはその次ぐらいのiPhoneには間違いなく搭載されるだろうNFCチップを使って、日本のおさいふケータイの機能、例えばモバイルsuicaが使えるようになることが期待される。

一方で、ハードウェアにNFCチップを搭載しなくても、キャリアが出すSIMカードに内蔵するという方法も検討されている。僕的には、このほうが旧来のiPhone等でもおさいふケータイが使えるようになるので、望ましいと思う。

いずれにせよ、こうして普段はライバル関係にあるキャリアが手を組んで、新しい技術に取り組んでいくことはとてもいい事である。

情報元:engadget 日本版