
ジャストシステムと言えば、ワープロソフト「一太郎」と表計算ソフト「花子」でかつてマイクロソフトの「ワード」「エクセル」と市場争いをして、結果的には敗北を喫してしまった。
そして、ふたたび今度はOffice互換ソフトを今年の夏より発売する。
といっても、従来の一太郎、花子ではなく、完全にOffice互換として発売し、国内メーカーならではのサポートを売りにするようだ。ニュースリリースの随所に「Office 2003互換」とか、ワープロソフトにおいても、「互換性を強化した」「Microsoft Word互換のユーザーインターフェースモードを追加搭載」という文面からもそれがわかる。
法人向けというのも、ビジネス上いい方向性だと思う。
個人であれば、今やGoogleドキュメントを使ったり、フリーのOffice互換ソフトが多数リリースされているのでそれを使えば事足りるからだ。
もっとも、そのうち法人ユーザーもGoogleドキュメント等で十分だという時が近いうちに来るだろう。ソフトウェアベンダーも厳しい時代だと思う。
情報元:ITmedia News
公式サイト:ジャストシステム