盆暮親爺(ぼんぼおやじ)の Bon Bon Voyage -7ページ目


前回書いた“プロテインと腎臓と腸内細菌叢”の投稿のコメント欄に

「1日1食じゃタンパク質が足りないでしょ」
「腸内細菌の死菌でそんな量まかなえるわけない」
って旨のコメントが入った。

はい!また出ました!😂
こういうのが入ると、モリモリ書きたくなるw

実際、そう思っている人が多いようで、医師や栄養学の権威、栄養士でもほとんどそう思っていると思います。
そういう学問を学んだ人ほど思い込みが強くなるのは理解できます。

生理学や代謝の仕組みというのは、文字通り“有機的に複雑に関連”していて、ピンポイントの学問だけでは正しい理解に近付けないのは当然ですよね。

“足りない栄養素は外から摂取する”
“必須アミノ酸や必須脂肪酸は摂取が必須”

みたいな超単純化が、ボクが“現代栄養学”を「インチキ栄養学」と呼ぶ所以ですw

ここではタンパク質を対象に話を進めますね。

タンパク質は循環します。

実際は、食べ方の違いだけでタンパク質の循環量は全く違うものになります。

厚労省では18歳から65歳まで男性65g、女性50gを推奨していますよね。

でもこれ、体型や体重、活動量の違いなど全く考慮されておらず、“生理学的な最適値”ではなく、めちゃくちゃいい加減な行政が設定した単なる“一般化数値”です(笑)

で、食事の回数や量の違いによってどう変わるのか比較していきます。

(値は論文などで既に公開されているものを参考にしています。)

ーーーー

① 外因性タンパク質摂取量
・3食+プロテイン(頻回食含む):
1日60g前後のタンパク質を外部から摂取。
その消化・吸収で硫酸・尿酸・リン酸などの酸性老廃物が生じ、腎臓・肝臓に処理負担をかける。

・1日1食+発酵性炭水化物:
食事から得るタンパク質は3〜5g程度。
しかし腸内細菌が糖・窒素・ミネラルからアミノ酸を再合成し、外部摂取の必要性を大幅に減らす。
※「摂取」ではなく「腸内生産」による供給。

ーーーー

② 内因性リサイクル(オートファジー由来)
・3食+プロテイン(頻回食含む):
インスリンとmTORが常に高いため、オートファジーが抑制され、古い細胞や変性タンパク質の再利用が進まない。
1日20〜30gの限定的なリサイクルにとどまる。

(mTORというのは、簡単に言うと“栄養センサーと成長スイッチ”です。詳しく知りたい方は自分で調べてください。)

・1日1食+発酵性炭水化物:
空腹時間が長くAMPKが優位になり、オートファジーとミトコンドリア再生が同時に活性化。
古い細胞由来のアミノ酸再利用量は80〜150gに達する。
※ 「体内のタンパク循環」が最大化。

(AMPKとは、mTORとは対照的に空腹時に働くスイッチ)

ーーーー

③ 腸内再合成(腸内細菌によるアミノ酸新生)
・3食+プロテイン(頻回食含む):
滞留時間が短く、腸内pHは中性〜アルカリ寄り。腐敗菌が優位となり、糖からアミノ酸を合成する発酵菌が働けず、再生産は5〜10g程度。

・1日1食+発酵性炭水化物:
発酵性多糖が豊富で滞留時間が長く、発酵菌が優位に。腸内pHは弱酸性。死菌の分解が進みアミノ酸を生産し、腸内で20〜40gのアミノ酸が新たに合成される。
※ 「腸が第二の肝臓」として働く状態。

ここで言う発酵菌↓
乳酸や酢酸、酪酸を作る。
ラクトバチルス・プランタラム、ビフィドバクテリウム・ロンガム、フェカリバクテリウム・プラウスニッツィーなど。

腐敗菌↓
💀アンモニアや硫化水素を作る。
クロストリジウム・パーフリンゲンス、バクテロイデス・フラジリス、プロテウス・ミラビリスなど。

ーーーー

④ 腎・肝の負担
・3食+プロテイン(頻回食含む):
高タンパクによる硫酸・尿酸・アンモニア処理で腎臓は常に排泄に追われる。
肝臓も脱アミノ化・尿素サイクルが過剰稼働し、酸化ストレスが上昇。

・1日1食+発酵性炭水化物:
外因性タンパクが少ないため老廃物が少なく、腎臓は休息モード。
さらに腸内発酵で生成する酪酸・プロピオン酸などの還元物質が肝臓を保護。

※ 「腎・肝を使う」じゃなく「腎・肝を休ませる」ってこと。

ーーーー

⑤ 酸性負荷と酸化ストレス
・3食+プロテイン(頻回食含む):
酸性代謝物によって血中pHが下がり、ミトコンドリアの電子伝達系効率が低下。解糖系優位になり乳酸によりさらにpHは低下、活性酸素が増え、慢性炎症が進行。

・1日1食+発酵性炭水化物:
発酵過程で生まれる電子供与体(乳酸、短鎖脂肪酸、メラノイジンなど)が腸管内、体内の酸化還元電位を下げる(−200〜−330mV)。
結果として酸化ストレスを根本から軽減。
※「還元側で生きる」ことが恒常性の鍵。

小型の摂取可能なセンサーを用いた腸管内の酸化還元バランスの測定

https://www.nature.com/articles/s41928-025-01411-4?utm_source=chatgpt.com

腸内細菌叢の調節と様々な断食療法による健康効果

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590262825000425?utm_source=chatgpt.com

ーーーー

⑥ 総利用アミノ酸量
・3食+プロテイン(頻回食含む):
外因性60g+内因性20〜30g+腸内合成5〜10g
=約70〜90g/日(効率は低く、酸性負荷、酸化ストレスが大)。

・1日1食+発酵性炭水化物:
外因性3〜5g+内因性80〜150g+腸内合成20〜40g
=約100〜180g/日(再生効率が高く、排泄負担が少ない)。

つまり「少食の方が実際のタンパク供給は多い」。

ーーーー

✅ 結論
3食+プロテイン(頻回食含む) = 摂取依存型(酸化・排泄の循環)

1日1食+発酵性炭水化物 = 再生循環型(還元・再利用の循環)

「足りないから摂る」という栄養学的発想は、腸内のリサイクルを止めてしまう。
オートファジーという体内でのタンパク質リサイクルも止めてしまう。

逆に、空腹と発酵がそろえば、腸が工場となり、体が循環炉としてタンパク質を再生する。

だからこそ

「食べる」より「再生できる環境」を整えること。

これが、現代インチキ栄養学が見落としている最大の盲点(・ω・)ノ




#chatGPTにこの文章読ませてイメージしてもらったこの画像が微妙w
#なぜ鶏肉w
#かっぱは30歳の頃からほぼ1日1食
#タンパク質足りてますがなにか ( ˙-˙ )スン