盆暮親爺(ぼんぼおやじ)の Bon Bon Voyage

Facebookに、
今日で海藻研究家の新井章吾先生と
友達になって3年と表示がされている…



それこそ親父の介護の真っ最中、
clubhouseという音声アプリのおかげで。

新井さんに

“※海底湧水”

この存在を教えていただき、
豊橋にも来ていただき、

昨年はそれこそ憑かれたように
干潟再生の可能性を信じて
湯谷の地より片道1時間、
六条干潟に通い通して
浜の変化を感じ、
山、川、里、海の
目に見えない地の底を 流れる水が
滞りつつある事を思う度、

正に それとリンクするように

人間の、特に日本人の、

身体も、
心も、
霊性すらも、

近年等しく浅はかになってしまっている

そんな事を痛感して…

ひとりでは、
本当にハチドリの一雫だけれども、

“七代先の子供たちに
少しでも面目が立ちますように”

“国は破れても山河あり”

この想いとともに、
行ける限りは浜に通う
そんな毎日を送っています。













新井先生、
出逢えたことに感謝しています🙇
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※海底湧水とは?

六条干潟と海底湧水


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※ Facebookより新井先生の投稿を転載

早朝の六条潟。満潮に近い時刻のため、干潟は水面下にあります。この干潟が、愛知県における放流用アサリ稚貝の供給源になってます。

今日の午前中に、この干潟で海底湧水のワークショップをやります。午後はJA豊橋前芝支店において、「土木事業、農業として行う0次産業とは」を講演します。その後に、みなと塾の加藤正敏さん、新城キッコリーズの田實健一さんとのパネルディスカッションがあります。
明日の午前中は、新城市イシロノモリにおいて、田實さんと水循環の見立てをします。

全国のアサリ漁獲量が1984年以降に減少に転じたのに対して、六条潟を含む愛知県のそれは2013年以降とおよそ20年遅れてます。

私は、酸素、アミノ酸、腐植水(未確認)を含む海水の海底湧水の減少が日本の多くのアサリ漁場より何らかの理由で20年遅れたからだと考えてます。

海底湧水の湧出量が多く、アサリ稚貝の密度が高かった、金沢八景の海の公園、中海の境水道付近、福岡市の和白干潟では、2020年以降アサリの生息量が激減してます。

アサリ漁場地下20〜100cmにおける水を通しにくい粘土層(グライ層)が、海底湧水の湧出量の減少によって発達しているからではないかと想像してます。

山から里において粘土層(グライ層)が発達してきているので地下浸透する雨水が減少し、表流水が増えることで洪水が発生しやすくなってます。その分、海底湧水の湧出量が減少してます。

海の生き物のために、「土中環境」の再生、大地の再生、雨庭づくりによって山から里における水循環の修復が、国家的事業になっていくことを切望してます。