the pillows『RETURN TO THIRD MOVEMENT Vol 3』
21/07/16：USEN STUDIO COAST
ーセットリストー
01.Good morning good news
02.WAITING AT THE BUSSTOP
03.FUN FUN FUN OK!
04.WINNING COME BACK!
05.Skim Heaven
06.Monster C.C
07.Vain dog(in a drop)
08.THUNDER WHALES PICNIC
09.Calvero
10.日々のうた
11.Smile
12.この世の果てまで
13.RAIN BRAIN
14.ビスケットハンマー
15.Rookie Jet
16.My Beautiful Sun(Irene)
17.Come on,Ghost
18.ROBOTMAN
19.ウィノナ
20.白い夏と緑の自転車 赤い髪と緑の自転車
21.バビロン 天使の詩
22.Thank you,my twilight
23.Ritalin202
En.1
そんな風に過ごしたい
En.2
Fool on the planet
En.3
ハイブリッドレインボウ
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配信ライブ見たり、LUNKHEADのライブ行ったり、つばきタニンズ見に行ったり、本当は、いっぱいあるんだけれど…も。これは、最優先で書くしかない！！と、思い…書き始めたものの、良すぎて何をどう書いたらいいやらね(笑)
アルバム『Smile』は、個人的に1番聞いたアルバム。当時16才、初めて買ったピロウズのアルバムが、コレである。今みたいにSNSが活発な時代ではなかったので、ピロウズなんて知ってる同級生も友達も知り合いも皆無でした。
このアルバムが、発売から20年たってるとゆう事実に震える。20年後、お前は再現ライブに行く事になるぞ！と、16才の自分に知らせてあげたい。
とにかくめちゃくちゃこのアルバムを聞いていた。
通常時、【モンスターC.C】なんてセトリに組まれる訳もなく…生で聴ける日なんてくるんだろうかと思ってたよ！！
【Good morning good news】の歌詞に「絶望の暗闇じゃ 針の穴の光が希望に見える」ってありますけど、コロナ禍の希望は、まさに、このツアーの事だ。
ピロウズのヒットソングは【Calvero】と【Rookie Jet】だそうです(笑)
ピロウズがまったく売れないのは、真鍋くんがツッコミをしてくれないからだ！と、アンコールで語ってた山中氏。ツッコミ大会めちゃくちゃ面白かった。
山中「何か、おでこがへん」
真鍋「それは、アゴや！！」
【Smile】イントロの、緑のスポットライトの演出が、ものすごくきれいで、クタバレニンゲンドモのパートは、赤のスポットライト。「太陽の光は今～」の部分は、天から後光がさしてるような演出で高まってしまった。この曲に限らず、スポットライトが印象的だったのが数曲ある。【ROBOTMAN】もその1つ。黄色のスポットライトが山中さわおの頭上で、星を形づくってるかのようだった。
「このツアーをやっててわりと人気があるのかな？って思った」と言われた【My Beautiful Sun(Irene)】え？この曲、好きじゃないバスターズいんの！？って、思っちゃった。
想定外で、心に突き刺さったのは【白い夏と緑の自転車 赤い髪と緑の自転車】だ。いままで聴いてきた中で、多分ダントツです。ただただ、山中さわおの歌声に圧倒された。気がついたら涙がでていた。
【Ritalin202】でテンションぶち上がって、本編は幕を降ろしたんですが、アンコールで息の根を仕留められました。
山中「体は器みたいなもんだと思っているんだな、俺は。器の中に、心や魂があって、キミ達は体にはもう十分に気をつけてきただろ？心を病んでしまうと本当にたいへんな事になるんだ。だから、心をちゃんと大事にして、またココで会おう」
そんなMCからの【そんな風に過ごしたい】が刺さらない訳がなかった。涙が溢れた。何十年も前の曲なのに、今を歌っていた。
ダブルアンコールの【Fool on the planet】が終わり、「来てよかっただろ？」と、山中さわおが言った。よかった！ホントに行けてよかった！と、気持ちを噛み締めた。チケット争奪戦だろうなぁ。なんて思ってたら何もかもがすでに手遅れで(ファンクラブ先行抽選とっくに終わってた)そういえばチケット買えんのかな？って、ファンクラブ見てたら、たまたまキャンセルぶんが出てて、すぐ買った(笑)チケットが運良く手に入ったのは、呼ばれたのかもしれない。
ラストの【ハイブリッドレインボウ】は、反則だよ…
シンちゃんがメンバー紹介で話してたノミの話が、「今朝新聞で読んだ、いい話をします。2m飛ぶノミが居るとするじゃない？蓋をしてしばらくすると、そいつはもう1mしか飛ばなくなるんだって。我々も今夜は限界なんて決めないでいきましょー！！」ここに繋がった気がした。
やっぱり音楽は必要だよ。そう改めて思った夜でした。
30周年の横浜アリーナぶりのピロウズは、本当に最高でした。