毎日暑くなって来ましたね。


そんなときは、やはり怖い話しでしょう。






《待ってぇー》





神戸にある某中学校、そこは坂の上にある。



その学校の横の坂を自転車で登る時は、結構急な坂だから

立ちこぎで一気に登ることにしていた。



仕事からの帰り、その夜も同じように一所懸命に自転車を

こいでいた。





すると、後ろから「待ってーぇ」と、か細い若い女性の声が・・・



僕? 僕のこと?



一度止まると後は自転車を押して登らなければならないから、

こいだまま後ろを見たけど誰もいない。



空耳かと思ってこいでいると、後ろから「タッタッタッタ」と誰かが

走ってくる音が。



そして、また「待ってーぇ」



振り向いても誰もいない。



ヒィー(((;゚Д゚)))ガタガタ




怖くなって残ってる力を振り絞って、一気に自転車をこぐ。




     ------- 明日につづく -------