
次は、修験道が確立する前の信仰形態はどいうものであったのか、という質問だったのだが、いでは記念館の職員さんは、さすがにそこまでは知らないみたいだった。そこから先は、羽黒山の神職さんの方に聞いたほうが良いらしく、話をうかがえるのか尋ねていただけるということだったので期待したい。ここで1つ補足として「修験道」のことを簡単に説明したい。それは日本古来の山岳信仰や自然観を基礎とし、その上に仏教、特に密教の思想を加えて神仏習合を果たした日本独特の山岳宗教らしい。そしてさらに神道、道教、陰陽道の思想や理念ををも取り入れたいろんなものが混ぜ合わさっている「混淆形態」を持っているとのこと(シンクレティズム)。しかもその内部構成は複雑で、何宗なのか、妻帯はしているのか、一般の檀家さんなのか、神道系なのかなど、複雑で多岐にわたっているようである。修験道の特色は、思想、教義だけではなく、その他雑多なものを包括していることにあるとも書いてあった。『参考文献「山と神と人」鈴木政宗』

