居抜き物件を契約するときにどの物件にするかで悩んだら耐用年数についても考慮してみるとはっきりとする場合があります。美容室を経営する事業主になるという視点を持って、利益を上げやすい物件を選びだせるようにしましょう。
☆居抜き物件の耐用年数を確認することの重要性
居抜き物件を手に入れるときには二つの観点から耐用年数を重視することが大切です。
居抜き物件の場合にはオーナーとの賃貸契約をして、物件そのものを借りて、その内装工事を行ったときに導入した造作に対して減価償却を行うという手続きがとれます。
それに加えて設備などの造作を買い取ることになるため、その造作の耐用年数についても考えて減価償却を行えるのです。
そのため、居抜き物件では内装工事の行い方も吟味しなければなりません。
特に減価償却の行い方を念頭に置きながら賃貸契約の仕方も考えなければより税制的に得のある物件を選び出すのは難しいでしょう。
基本的には耐用年数に応じて減価償却を行うため、その確認をするのが第一歩になります。
☆減価償却について知っておこう
居抜き物件の耐用年数を確認したら、減価償却との関連性について把握しておくことが重要です。
減価償却とは内装工事などで導入した設備投資費用などを耐用年数によって定められる期間に応じて、徐々に経年劣化によって損失として経費に計上できるものです。
実際には現金の出入りがないにもかかわらず、経費として計上できることから税対策としてよく用いられています。
内装工事の場合には耐用年数は賃貸借期間や10年から15年程度とする場合が多く、どのように設定するかによって毎年損益とできる金額が大きく変わるのです。
減価償却をうまく活用すると所得税を大きく削減できるので、居抜き物件を選ぶときには欠かせない着眼点となっています。
☆内装工事にいくらかけるかは、耐用年数と減価償却次第
居抜き物件を借りたら内装工事をすることになりますが、そこでいくらかけるかは耐用年数によって決めるのが得策です。
内装工事にかける費用は最小限にしたいというのは賢明な考え方かもしれません。
しかし、費用を削減すると減価償却ができる金額が小さくなります。
逆に内装工事の大きな費用をかけておくと大きな減価償却が可能です。
耐用年数が短い場合に内装工事費用をかけてあると、経営開始直後に大きな経費を作ることができ、他の収入がある場合には損益通算して所得税を軽減できるでしょう。
一方、耐用年数が長い場合には初期には赤字を計上しておいて、経営が安定して黒字になってからは長期間に渡って所得税を軽減できます。
自分の所得の状況とのバランスを考えて適切な費用をかけるのが重要になるのです。
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