招待状の中でも最もこだわったところの一つであるシーリングスタンプについて触れていなかったので、書いてみます。

シーリングスタンプは、これです。



いわゆる封蝋ってやつです。
ヨーロッパにおいて、手紙の封筒や文書に封印を施したり、主に瓶などの容器を密封するために用いる蝋である。手紙や文書の場合は、この上に印璽(シール)で刻印することで、中身が手つかずである証明を兼ねる。
とのことひらめき電球

とは言っても便利なこのご時世、シーリングスタンプ風な柄の紙のシールから、少し立体的で本物っぽくビニールのような素材でできたシールから、溶かして固めて使う本物の蝋まで選択肢は様々です。

形から入りたい私は、やっぱり本物でしょう!!と早速ネットサーフィン。

いくつかの商品を比較しているサイトがありました。
http://www.sealing-wax.net/Custom.html

どうやら、招待状の紙探しでもお世話になった伊東屋でスタンプも蝋も手に入るらしい。

シーリングスタンプの使い方ですが、ワックス(蝋)を火で溶かして液状にして封蝋にしたい形(円形)に垂らして、固まる前に金属のスタンプを押すことでロゴやマークなどの紋章をつけて固めます。

http://www.sealing-wax.net/tsukai_kata.html

伊東屋では、イニシャルロゴのスタンプをオーダーできるらしく、アルファベットとフォントタイプと配置を選ぶセミオーダーで、自分だけのオリジナルスタンプを作ることができます。

こちらが印章これ↓



6,000円くらいでできました!

後はいろんな種類があるワックス選び音符
色はもちろんのこと、材質によって割れやすいものと比較的割れにくいものがあるらしく、
招待状のように郵送する場合は、割れにくいタイプのワックスがよいらしい。

色味と割れにくさで選んで、少しお高めだったけどエルバンの割れにくいタイプのゴールドにしましたよキラキラ



肝心の使い方はこちら!!



ワックスを予めハサミなどで小さめに刻んでおき、大さじくらいのスプーンに適量を乗せ、キャンドルで熱します。
私は実際大さじを使ったのですが、最終的に裏が焦げて捨てるはめになったので、捨ててもいいスプーンを使うことをお勧めします。笑

上の使い方だと直接封筒の上に垂らしていますが、綺麗な丸に垂らす自信がなかったので、クッキングペーパーの上に垂らしてたくさん作ってから後で接着する方法をとりました。

クッキングペーパーの上に溶かしたワックスをなるべく円形に、スタンプより少し大きいサイズに垂らし、少しだけ置いて予め保冷剤で冷やしておいたスタンプを押し付けます。



写真、暗っっ!!笑

この時、スタンプが冷えていないとワックスとスタンプがきれいにはがれず、溝にこびりついてしまったりします。
なので、スタンプの金属面をを常に小さい保冷剤の上に置いて冷やしておいて、ワックスを垂らしたらスタンプ表面の結露した水分を軽く拭き取ってワックスに押し付ける。
スタンプがよく冷えていれば、ワックス全体が冷えて早く固まります。
よく冷えたら手で端っこからはがすとポロッと簡単に取れます。
剥がしたらまたすぐに保冷剤の上にスタンプを戻す。
冷やしてる間にワックスを垂らす。この繰り返しです上げ上げ



必要個数を作り置き~サザエさん
きれいな円形にならなかったり、大きすぎたり小さすぎたり、押し付け方が足りずにスタンプの文字がくっきり写らなかったりという失敗をしながらも、だんだん熟練してきますマリオ
失敗したら溶かしてまた使えるので、気にせずどんどん作りましょう!

なかなか骨の折れる作業でしたが、私が招待状の印刷や紐を結んでいる間に旦那さんがシーリングスタンプを作るという風に手分けして、数日間かけてなんとか終了DASH!

いや~、、肩凝りましたよ。
私も旦那も仕事から帰宅後作業開始なので、
しばらくは深夜まで作業の日々が続きましたヒカリ3号

そして、大さじは一つ犠牲になりました汗
ずっとキャンドルで炙られても焦げないスプーンってあるのだろうかはてな5!
良い方法をご存知の方いたら教えてください!

大量に作ったシーリングスタンプを最後に封筒に貼っていきます。
シーリングスタンプだけで封をするのは怖いので、予め糊で封をしておいた封筒にグルーガンで貼り付ける箇所に丸くグルーをつけて、手早くシーリングスタンプを押し付けて接着します。
グルーは冷めるとすぐに固まるので本当に手早く貼ります。
しかし、グルーを大量につけすぎると、グルーの熱でシーリングスタンプが溶けてしまって穴が開いたり、、ここでもかなり苦戦しましたくりぼーくりぼーくりぼー

でもたくさんできると圧巻!!



変な形なのが多いですが、これも味ということで…笑

両面テープで貼るなんて方法もあるみたいなので、時間がある方はいろんな方法を試してみてください。

それではまた~ルイージ