相撲の話をしようと思う。
2011年 八百長がバレて大騒ぎになったことを覚えているだろうか?
八百長力士と認定された力士のほとんどが八百長を否定しながら角界を去っていった。なぜ証拠があるのに彼らは否定したのか?答えは簡単で、これ以上傷口を広げるわけにはいかなかったのだ。彼らが否定すれば(新しい証拠が出てこない限り)これ以上の事実は出てこない。

話は2007年力士暴力死事件に変わる。
元親方は事件への関与を否定したまま 今はもうこの世にはいない。
兄弟子たちは裁判で元親方の命令は絶対だったので暴行した という。
元親方は弟子たちが勝手にやったことで自分は関与していない という。
入門間もない新弟子がなぶり殺しにあった理由は本当に裁判の通りなのだろうか?元親方は否定をした。否定してくるということは絶対に知られたくない本当に理由が存在するのだと思う。

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黙秘することでどんな幸せがあるというのか?
真剣に稽古見学をしたら、あなた方は真剣に稽古を始めたではないか。場所中の朝稽古であったのに。