☆ 予定を共有してますか?


業務日誌には組織として統一性(一部の統一性で可)が必要と言う話は書きました。


『情報の共有』『共通の認識』が反映されるとも書きました。


では、どうすればいいか?


アプローチとしての答えは簡単です。


経営者あなたが、一番『必要な人間』は近くにいますか?

頼りになる、ならないは関係ありません。今から教育をしなければなりません。

まず、必要な人間(担当者)と、来週1週間の目標、予定を徹底的に話し合いましょう。

その時に決定したことを、確実に実行しようと努力しましょう。

仮に実行できなかったときも、予定の修正を柔軟に行いましょう。

当初の予定が70%、150%などであったと結果が変動することはよくあることです。

ここで重要なことは、『今日はなぜ出来なかったのか?』ではなく『今日のできなかったことをどう修正したら出来るか?』を感情的にならずに根気よく話し合うことです。経営者にとって、感情的に叱ることは必要な時もありますし、それを私は否定はしません。

しかし、破綻寸前の企業にとって、感情的になる時間はありませんし許されません。


まずは、予定を共有しましょう。

そして、毎日短時間の打ち合わせを行いましょう。

☆ 連動しない組織例はこうだ


私のクライアント先に初めて訪問し、ヒアリングをした時の話である。


経理担当者が私にこぼした。

「交通費や贈答費の領収書を何枚も持ってきて、立て替えてるからすぐに精算してくれと急に言われても、あまり多くの現金を小口現金にはおいてないのです。いつも営業の人たちはこうなんですから」


営業担当者にしては、売上を伸ばしたいから交通費を使って訪問し商談を行う。

これは至極当然のことである。


課題点はここである。


通常、訪問予定、交渉内容、それに伴うおおよその費用がわかっていればこういう類の問題は生まれない。

組織化された先では、事前に営業に伴う費用の稟議を申請する。または、仮払いというケースもある。

稟議書が関与する担当者に回覧されれば、事前に資金繰りが可能である。


社長曰く。

「こちらはこちらで、今月はこういう先から入金があり、こういう先に支払いがある。よし、今月は資金繰りは大丈夫だと思っていた。そしたら、2カ月前に営業担当者が勝手に広告を依頼しており、請求書が送付されて来て中身を見たら数十万円もの請求だ。また、資金繰りに悩まないといけない」


コミュニケーション、連動性のない組織の悲哀である。

☆ まずはコミュニケーションです


業務日誌には『組織の連動』が反映されるものです。


組織構成の最少単位は2人になった段階で組織となると思います。


2人の動きが連動せず、バラバラに動いても組織は成り立ちません。


まずは、組織が組織として連動して行くためには、コミュニケーションが絶対条件です。


営業担当が『Aという商品を売りたい』としたとします。


すると、企画担当は『Aという商品』の市場調査や原価調査を行います。

(一般的に円熟した組織は企画が先行する場合が多い傾向にありますが)


経理担当者は営業担当者の宣伝費・交通費等々、企画担当者の調査費用、サンプルの原価等々を計算し、資金繰りを行います。


こういう風に、『Aという商品』を考えるだけで、各部門が動き出します。こういう企業の業務日誌は『Aという商品』を通じて内容に統一性が見られます。

経営者は、まずはコミュニケーションをとる努力をしましょう。



では、次回は連動することなく動くある企業の例を書きます。