平和記念公園。広島市内にある大きな公園にビックリ。
世界平和を願って作られたそうです。
ここに原爆ドーム(世界文化遺産)があります。
ホテルから近かったので、毎日来ていました。
原爆ドームは、もともと『広島県物産陳列館』というヨーロッパ風の素敵な建物。
(設計者はチェコの建築家ヤン・レツル氏)
爆弾の凄まじさがわかります。
爆心地から160m。
「上からの爆風、窓が多かった」などの理由で、建物の壁が崩壊を免れたそう。
私の広島最後の日は雨。
それでもたくさんの人々が訪れる場所。
『 原爆死没者慰霊碑 』
「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と有名な言葉が刻まれていました。
正面に立つと、「平和の灯」と「原爆ドーム」が見えます。
広島平和記念資料館。観覧料 大人200円。
写真や、被爆者の遺品、衣服などが展示されています。
1945年8月6日 午前8時15分。
たった長さ3メートルの爆弾で、約14万人の人々が犠牲になったという。
実際に来て、見る事は大切な事ですね。
テレビや写真では何度も見た光景ですが、自分の目で遺品などを見ると言葉が出てきません。
そして、原爆が落とされる前の晴れ渡った穏やかな広島の朝を想像すると、胸が苦しくなってきます。
いつもなら写真をたくさん撮る私ですが、ここではほとんど撮る事が出来ませんでした。
市内には慰霊碑がたくさんあります。
『原爆の子の像』像のモデルは、2歳の時に被爆した佐々木禎子さん。
怪我もなく元気だった禎子さんは、突然12歳で白血病になり亡くなったそうです。
周りには色とりどりの千羽鶴がたくさん。
弱者が犠牲になる戦争。胸が潰れるような思い。
「絶対繰り返してはならない」と痛感した広島1人旅でした。