●恋恋風塵 | かものはしの中途半端な日々

かものはしの中途半端な日々

山登りと四駆とバイク、人生後半、あいかわらず中途半端にすごしている日々の記録です。

突然ですが、「恋恋風塵(れんれんふうじん)」の話です。


わたしが好きな映画のラストシーンベスト3に入ります。

1987年の台湾映画、ホウ・シャオシェン監督の代表作です。


舞台は、台北の郊外、1970年代か?

貧しい農村に育った少年と少女の成長と別れの物語を、淡々と、しかし抒情豊かに描きます。


かものはしの中途半端な日々

DVDは既に絶版、今でも持ってる人は好きな人なので、手放しません。

偶然、韓国版のリージョンフリー日本語字幕入りを見つけて即買いしました!


ときどき入るアコギの音色に、ぐっときます。

日本語字幕の文法が微妙に変だったりしますが、気になりませんよ!


小津作品、はたまた仏映画のような世界が広がります。

(と、書いてるわたしもよくわからん世界観ですが…)


気になる方は、適当に調べてみてくださいな。



ネタバレになるかもしれませんが、

ラストシーン、故郷に帰った少年とじ~さんとの会話にやられてしまいます。


じ~さん、畑の芋の話しかしないんですよ…

少年、無言で煙草を差し出す…

(こんなやりとりが、泣ける…)



初めて、これ観たのは、二十歳前後の頃?

なんか、タイムスリップしますな~…