
成田美名子先生が、1980年頃に描いた名作です。
何故におやじのわたしが少女マンガを語るのかというと、話せば長くなりますが…、という訳ではなく、単に好きだっただけなのですが、今回はまぁ、一言で言うと、当時は将来バラ色の未来が訪れるものと、能天気な少年には思えていたのですなぁ…
しばらく前のことですが、
電車の中で普通の女子高生達が、スマホのニュースを見て、「よし、やった!」と喜んでいました。
どうやら消費税増税法案が可決されたニュースのようです。
彼女らは、自分たちの未来が、私を含めた馬鹿な大人たちに弄ばれているのが、全部のつけが自分たちに回ってくるのが、痛いほど解っているのですね…
漫画の登場人物たちは、留学生の集まりでして、ロスで学生生活を送っていました。
30年前、アメリカ西海岸は、夢の世界でした。
能天気な少年は、NHKのラジオ英会話教室を始めますが、もちろん3日で終わります。
Bruce Springsteen ~ The River
アメリカの田舎町に暮らす貧しい若者の生活が切々と唄われます。

億万長者の彼が唄う歌に共感していいものかと疑問に思うこともなく、能天気な少年はこのアルバムを夢中で聴きまくりました。
当時「アメリカ人ってみんな田舎者なんだよ、東京の人もね!」と、誰かに教わりました。
代々木オリンピックプールで見た彼の公演は、今でもわたしのBest 3に入ります。
と、いつものごとく、とりとめのない酔っぱらいの独り言ですが、この詩は今聞いてもぐっときますなぁ…
良くも悪くも、U.S.Aというと、わたしの中ではBruce Springsteenが出てきます…