先週末

一つの命の灯火が消えた

事故でも

病気でもない

自らの手で…

見つけたのは赤の他人

たまたま業者の人…かな?

男の人だけれど

テレビの設置された部屋には

ただ観る為だけに置かれた

椅子のみ

流し台には手垢一つ付いていなかったそうだ

シンプルな柄のコップには

その家の主の歯ブラシが一本

別れて暮らしていた

子供さんが訪れていたらしい…

何故生きれなかったのか分からない

寂しかったからなのか?

病気を苦にしてか?

二年足らずの間に

二人も知り合いが命を断っているが

何故?と言う言葉しか出てこない

最近亡くなった人は顔見知りの程度だが

もう一人は子供の頃から知っていたが

何も手助けが出来なかった

傍に居たとしても

きっと力にはなれなかったと今でも思う

当時わたしを責める友達が居たけど

物理的にはかなり近しい人の癖に…

その時の事が原因かは分からないけど

より一層疎遠になってしまった

もう年賀状だけの付き合い…

まぁ人間てそんなもんかな?

ややこしい人間関係は嫌だから

揉め事はしたくないし、

心の無い付き合いも嫌だし、

理解しようともしない人とは

疲れるし…

ケ セラ セラと生きたい