「百貨の魔法」村山早紀
★★★☆☆
初めて読む作家さんです。
とにかく、この本読んで思ったのは
これ書いてる人めっちゃいい人なんやろなー!
ってこと。
この物語には善人しか出てきません。
とにかく登場人物全員がめっちゃいい人で、凄くピュア!
これだけ善人だけ集めて物語になるんだ!ってことに驚きました。
物語もとんでもなく良いお話。
この作家さんは一体どんな人物なんだろうか?ってめちゃくちゃ興味湧きました。
こんな小説が書ける人って凄いと思います。
この小説は
星野百貨店
という、百貨店を舞台にした連作短編集です。
百貨店で働く様々な人たちと、そこへやってくるお客さんとの人情話です。
物語のキーとして登場するのが
願いを叶えてくれる魔法の猫
です。
百貨店に飾られたステンドグラスに描かれている猫が魔法で抜け出し、出会った人の願いを叶えてくれるという。
この設定はメルヘンチックでいいですねー。
各話に猫は登場し、それぞれの願いを叶えていきます。
こう書くとファンタジーなのか?って感じもしますが、そうでもなくて猫が実際に存在するのかしないのかはハッキリしません。
いや、猫は存在するみたいなんですけど、本当にその猫が魔法を使えるのかどうかはわからないんです。
そして、もう一つキーになるのが
謎のコンシェルジュ
の存在。
この人も全ての物語に登場し、
彼女が一体何者なのか?
というのが、全体の大きな物語になっています。
短編それぞれに心温まる物語で楽しめるんさのですが、一冊通りてこれまた良くできているので、なかなかに上手い作家さんだなぁ。と思いました。
世の中では暗い物語や残酷な物語がやけにもてはやされている時代ですが、こんなに真っ直ぐな良い話もいいもんですね。
心が浄化されますよ。
ギスギスした世の中に疲れた人にオススメです!
気になった方は読んでみてください。
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