「ひなぎく」
★★★★☆
【公開】1966年
【製作国】チェコスロバキア
【上映時間】75分
【監督】ヴェラ・ヒティロヴァ
【原題】sedmikrásky
2月の22日に東京に遊びに行った時に、目的のブクガやテンテンコが出演しているイベントまで時間があったので映画でも見ようかって思い、早稲田松竹という映画館に行ってきました。
この映画館は2本立てで、面白い映画を上映していて凄くお得な映画館で、この日上映していたのが、こちらの↓2本。
「カルトムービー傑作選」ということで「ひなぎく」と「不思議惑星キン・ザ・ザ」の2本。
これはもう行くしかないでしょ。
このなんの脈絡もない2本をチョイスするセンスがとても素晴らしいです。
どちらの映画も観たことあるんですけど、やはりこの2本を同時み観れるってことがありがたいです。
まずは「ひなぎく」の上映。
ずいぶん久しぶりに観たんですけど、改めて観ると凄く面白かったです。
この映画はチェコのヌーベルバーグと言われているヴェラ・ヒティロヴァー。
彼女は作品の内容の過激さからプラハの春以降政府に目を付けられ、なかなか活動できない時期もあったみたいです。
チェコってアニメにしても独特の世界観がある作品が多くて面白いです。
物語はほとんどありません。
2人の少女がきゃぴきゃぴしてるだけの映画です。
おじさんをだまくらかしてご飯食べたり、レストランでお酒のんで大騒ぎしたり、無人のパーティー会場に忍び込んでめちゃくちゃにしたりするだけ。
一見なんの内容もないように見えるんですけど、実は凄く政治的な内容なのかな、って思える部分がすごく沢山あるんですよね。
特に最初と最後にナレーションが入るんですけど、その辺がかなりメッセージ性が強いなぁと感じました。
ただ、この映画に関しては、ただただ女の子が可愛いってだけの映画として観ても観る価値のある映画だと思います。
60年代のファッションの可愛らしさや、主演している2人の女の子の可愛らしさを見るだけでも楽しめる映画です。
演出もなかなか独特で様々なエフェクトを使って2人の少女を表現しています。
アート映画としての側面もあり、それと同時に政治的なメッセージもある作品です。
そして、何よりも少女の持つ無垢と危うさのようなものを描いた少女映画としてかなりよい出来の映画だと思います。
この手の映画は昔から脈々と受け継がれていますが、チェコの少女映画は個人的には凄く良いものが多い印象があるので、この映画もそんな名作の1つではないでしょうか。
あまり深く考えないで観るのがもしかしたら一番いいかもしれません。
画面に映し出される可愛くてかっこいい映像やファッションを見るだけでも楽しめると思います。
気になった方はぜひご覧になってください。
予告編
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