今日はなぜか一段とかゆい
とてつもなくかゆい
この間、友人達に理解してもらおうと思い、某SNSに投稿したものを載せておきます。
皆さんお久しぶりです。今日は、こんな時代で何が起きてもおかしくない世の中なので備忘録も兼ねて持病の治療状況をお話ししたいと思います。
まず、持病の治療とはどんなものか。
世間ではあまり大病と見られていませんが、アトピーの治療を今現在しています。治療内容を簡単に言うと、ただひたすら温泉に入ってとにかくたくさん汗をかく事です。こう言うと、よく「温泉入れるなんていいね」と言われますが、皆さんが思っている温泉とは違います。幸いにもうちの近く(それでも往復30km)には温泉スタンドがあるので、そこで温泉を買って汲んできて、自宅の浴槽に入れて1時間程入ります。これを毎日です。
なぜ温泉湯治を始めたのか。
もともとは、ステロイドを抜く為に中学生の時にやっていました。今回は、ステロイドと似た働きをするグリチルリチン酸というものを抜く為にやっています。
その話の前に、なぜステロイドがアトピーによくないかということを説明します。メディアでは報道されない本当の事です。
ステロイドは人工のホルモンで、人間の本来持っているホルモンの力を止めてしまいます。このホルモンは、ストレスを和らげる、かゆみを抑えるという役割があります。しかし生活の中で感じるストレスが多くなると痒みに対処する余裕がなくなり、痒みがいつまでも続きます。この時にステロイドを使ってしまうと、体内のホルモンが「自分が動く必要はない」と判断し、働かなくなってしまいます。痒みが無くなったと気を緩めて体に悪い生活(暴飲暴食、運動不足、添加物をたくさん摂取するなど/ただし症状が出るのは個人差があります)をしていると、さらに痒みが増します。ここで気づいた人もいるかもしれませんが、ステロイドは痒みを抑える働きをしても、根本的な治療にはなっていないという事です。
痒みを無くすには、そうなった原因を改善するしか方法は無いのです。運動不足の人は毎日運動して体力をつける、睡眠不足の人はとにかく睡眠時間を確保して寝る、添加物ばかりの食事をしている人は自然のものをたくさん食べる、などといった事です。つまり痒みは、体に良く無い事をしている!という反応なのです。それを無視していると、痒みが消える事があるらしいですが、その時には体はもう手遅れの状態らしいです。
長くなりましたが、いよいよなぜステロイドを使っていない今、私が湯治をしているのかをお話しします。
昨年1年間、親戚に勧められた基礎化粧品を使っていました。しかしその時は、前述したグリチルリチン酸(ステロイドと似た役割)が入っている事を知らずに使っていました。
仕事を辞め、実家に帰ってきた際に雪かきをしたところ、顔に発疹が出ました。最初は雪焼けや日焼け止めにかぶれてしまった為かと思っていました。しかし色々と調べてみると、ほとんどの基礎化粧品に入っているグリチルリチン酸というものが、ホルモンの代わりの働きをするという事実を知りました。そして、私は自分のホルモンを呼び覚ますために何年ぶりかの湯治をする決意をしました。
終わりの見えない湯治。
過去2回の湯治経験から、今回も半年はかかると思っていましたが、そんなに熱心に基礎化粧品を使っていなかったしどうせ4ヶ月もあれば良くなるだろうと高を括っていました。しかし現実はそう甘くはありません。4月から始めて5ヶ月経った今、全く完治する見込みがありません。
湯治を始めて間も無く、顔全体から汁が出始め、肉が剥き出しの状態になりました。眉毛も抜け、髪の毛も抜けやすくなり、痒みと痛み、そしてぐちゅぐちゅした気持ち悪さで夜も満足に眠れない日々が始まりました。その頃は、起きてすぐ、目の下から顎にかけてをタオルで覆い、常にフードをかぶって長袖長ズボンで生活をしていました。銀行やお店にもその格好で行くしかなかったので、強盗かなにかに間違えられてたと思います。とにかく周りの目が気になります。その後、汁の出る範囲は首、腕、お腹、足と広がっていきました。歩くのもつらいです。顔と首は、8月に入る頃には9割方治りました。現在は、腕に少しと太もも全体に傷があり、特に太ももは汁がたくさん出ます。足の付け根と膝の上、側面が一番ひどく、座るのも苦痛です。お風呂に入っている時もとっても痒く、掻きむしった皮の残骸や汁でお湯は濁っています。
この一件酷くなっている状態こそが、体からグリチルリチン酸が排出されている証拠で、治っている状況です。しかし、こういったことを知らない人からすると、「酷くなってるんだから病院行けば」とか「薬もらって塗ったら」とか、私達からしたら心無い言葉をかけられます。だからとにかくそういった言葉はかけないでほしい。地獄のような思いをして、いつか完治する時がくると信じて湯治をしています。私は精神的にはもう30回は死んでます。温泉を汲みに行く時、このまま車で突っ込んで死ねたらどれだけ楽だろうとも何十回と思いました。それでも諦めずにがんばっています。だからみんな、そういう人と出会ったら気軽に「病院行け」とか「ステロイド塗れ」とか言わないでください。メディアの「アトピー治療にはステロイドが一番効果的」なんて言葉は信じないでください。これがアトピーの真実です。とにかく湯治はゆっくり治っていきます。使用期間や薬の強さにもよりますが、半年はかかるものです。そして、アトピーはみんなも急になり得る病気です。しかし、体にとって良い生活をしていればならないでしょう。もしみんなの子供がアトピーだと診断されたら。絶対にステロイドやグリチルリチン酸は使っちゃいけません。使っても根本的には治りません。とにかく体にとって良い生活です。自然に近い生活。旬のものを食べ、規則正しい生活をし、充分な睡眠をとり、運動をする。ただそれだけでいいのです。もし、みんなが、みんなの家族がアトピーになったら、この事を思い出してくれたら幸いです。
そんな感じで、治療の中間報告として終わりたいと思います。私自身、死を選択せずに完治まで戦い続けます。浮上頻度は低いですが、なんとか生き抜こうと思います。また後日、写真もアップしたいと思いますが、ゲロってしまう人がいるかもしれないので、ちょっと時期については考えておきます。でもそれも沿ってもらいたい事実です。
とても、とても長くなりましたが、皆さんどうか良い夢を。
とてつもなくかゆい
この間、友人達に理解してもらおうと思い、某SNSに投稿したものを載せておきます。
皆さんお久しぶりです。今日は、こんな時代で何が起きてもおかしくない世の中なので備忘録も兼ねて持病の治療状況をお話ししたいと思います。
まず、持病の治療とはどんなものか。
世間ではあまり大病と見られていませんが、アトピーの治療を今現在しています。治療内容を簡単に言うと、ただひたすら温泉に入ってとにかくたくさん汗をかく事です。こう言うと、よく「温泉入れるなんていいね」と言われますが、皆さんが思っている温泉とは違います。幸いにもうちの近く(それでも往復30km)には温泉スタンドがあるので、そこで温泉を買って汲んできて、自宅の浴槽に入れて1時間程入ります。これを毎日です。
なぜ温泉湯治を始めたのか。
もともとは、ステロイドを抜く為に中学生の時にやっていました。今回は、ステロイドと似た働きをするグリチルリチン酸というものを抜く為にやっています。
その話の前に、なぜステロイドがアトピーによくないかということを説明します。メディアでは報道されない本当の事です。
ステロイドは人工のホルモンで、人間の本来持っているホルモンの力を止めてしまいます。このホルモンは、ストレスを和らげる、かゆみを抑えるという役割があります。しかし生活の中で感じるストレスが多くなると痒みに対処する余裕がなくなり、痒みがいつまでも続きます。この時にステロイドを使ってしまうと、体内のホルモンが「自分が動く必要はない」と判断し、働かなくなってしまいます。痒みが無くなったと気を緩めて体に悪い生活(暴飲暴食、運動不足、添加物をたくさん摂取するなど/ただし症状が出るのは個人差があります)をしていると、さらに痒みが増します。ここで気づいた人もいるかもしれませんが、ステロイドは痒みを抑える働きをしても、根本的な治療にはなっていないという事です。
痒みを無くすには、そうなった原因を改善するしか方法は無いのです。運動不足の人は毎日運動して体力をつける、睡眠不足の人はとにかく睡眠時間を確保して寝る、添加物ばかりの食事をしている人は自然のものをたくさん食べる、などといった事です。つまり痒みは、体に良く無い事をしている!という反応なのです。それを無視していると、痒みが消える事があるらしいですが、その時には体はもう手遅れの状態らしいです。
長くなりましたが、いよいよなぜステロイドを使っていない今、私が湯治をしているのかをお話しします。
昨年1年間、親戚に勧められた基礎化粧品を使っていました。しかしその時は、前述したグリチルリチン酸(ステロイドと似た役割)が入っている事を知らずに使っていました。
仕事を辞め、実家に帰ってきた際に雪かきをしたところ、顔に発疹が出ました。最初は雪焼けや日焼け止めにかぶれてしまった為かと思っていました。しかし色々と調べてみると、ほとんどの基礎化粧品に入っているグリチルリチン酸というものが、ホルモンの代わりの働きをするという事実を知りました。そして、私は自分のホルモンを呼び覚ますために何年ぶりかの湯治をする決意をしました。
終わりの見えない湯治。
過去2回の湯治経験から、今回も半年はかかると思っていましたが、そんなに熱心に基礎化粧品を使っていなかったしどうせ4ヶ月もあれば良くなるだろうと高を括っていました。しかし現実はそう甘くはありません。4月から始めて5ヶ月経った今、全く完治する見込みがありません。
湯治を始めて間も無く、顔全体から汁が出始め、肉が剥き出しの状態になりました。眉毛も抜け、髪の毛も抜けやすくなり、痒みと痛み、そしてぐちゅぐちゅした気持ち悪さで夜も満足に眠れない日々が始まりました。その頃は、起きてすぐ、目の下から顎にかけてをタオルで覆い、常にフードをかぶって長袖長ズボンで生活をしていました。銀行やお店にもその格好で行くしかなかったので、強盗かなにかに間違えられてたと思います。とにかく周りの目が気になります。その後、汁の出る範囲は首、腕、お腹、足と広がっていきました。歩くのもつらいです。顔と首は、8月に入る頃には9割方治りました。現在は、腕に少しと太もも全体に傷があり、特に太ももは汁がたくさん出ます。足の付け根と膝の上、側面が一番ひどく、座るのも苦痛です。お風呂に入っている時もとっても痒く、掻きむしった皮の残骸や汁でお湯は濁っています。
この一件酷くなっている状態こそが、体からグリチルリチン酸が排出されている証拠で、治っている状況です。しかし、こういったことを知らない人からすると、「酷くなってるんだから病院行けば」とか「薬もらって塗ったら」とか、私達からしたら心無い言葉をかけられます。だからとにかくそういった言葉はかけないでほしい。地獄のような思いをして、いつか完治する時がくると信じて湯治をしています。私は精神的にはもう30回は死んでます。温泉を汲みに行く時、このまま車で突っ込んで死ねたらどれだけ楽だろうとも何十回と思いました。それでも諦めずにがんばっています。だからみんな、そういう人と出会ったら気軽に「病院行け」とか「ステロイド塗れ」とか言わないでください。メディアの「アトピー治療にはステロイドが一番効果的」なんて言葉は信じないでください。これがアトピーの真実です。とにかく湯治はゆっくり治っていきます。使用期間や薬の強さにもよりますが、半年はかかるものです。そして、アトピーはみんなも急になり得る病気です。しかし、体にとって良い生活をしていればならないでしょう。もしみんなの子供がアトピーだと診断されたら。絶対にステロイドやグリチルリチン酸は使っちゃいけません。使っても根本的には治りません。とにかく体にとって良い生活です。自然に近い生活。旬のものを食べ、規則正しい生活をし、充分な睡眠をとり、運動をする。ただそれだけでいいのです。もし、みんなが、みんなの家族がアトピーになったら、この事を思い出してくれたら幸いです。
そんな感じで、治療の中間報告として終わりたいと思います。私自身、死を選択せずに完治まで戦い続けます。浮上頻度は低いですが、なんとか生き抜こうと思います。また後日、写真もアップしたいと思いますが、ゲロってしまう人がいるかもしれないので、ちょっと時期については考えておきます。でもそれも沿ってもらいたい事実です。
とても、とても長くなりましたが、皆さんどうか良い夢を。