大震災と原発問題から始まって内閣不信任案で揺れている日本ですが、そのどさくさに紛れて魔の手が忍び寄っているようです。
その名は
これを日本に持ち込もうとして申請しているのは3社。
* 日本モンサント
* ダウ・ケミカル
上から2社はアメリカの企業でシンジェンタはスイスの多国籍企業で、世界1のアグリビジネス企業のようだ。
上記リンクを見れば厚生労働省は遺伝子組み換え食品を安全としているが本当にそうだろうか?
昔問題になっていたポストバーべスト =収穫後の柑橘類の果物を出荷前に農薬のプールにドブづけすること=が問題にならなくなったのは、厚生労働省がその農薬を食品添加物に認定してしまったためである。
問題になっていたのは健康被害が懸念されていたからだ。
遺伝子組み換え食品が本当に安全かどうか、怪しいものである。
原発事故同様、起こってから、あれは間違えでしたと言われてもどうしようもないのが、健康被害である。
もしかしたら、問題がないかもしれない。
しかし、除草剤耐性が高い作物と言うことはとりもなおさず、そのメーカーが売る除草剤をたくさん振りかけられた農薬たっぷりの作物と言うこと。
有機野菜、無農薬野菜と対極の野菜と言えるのだ。
でも、それよりも重大な問題は遺伝子組み換え作物から取れた種は新しい作物を生み出さないということ。
つまり一度遺伝子組み換え作物を導入した農家はそれ以降ずーーーっと種を買い続けなければならないのだ。
そしてそれはとりもなおさず、一部企業が世界の農業、そして食糧を支配するということに他ならない。
値上げに応じなければ種を売らないぞ
と言われたら日本人は従わざるを得なくなるのだ。
それとも野菜がなくなっても良い?
私は嫌だ
今、農水省が
「遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集について」
というパブリックコメントを行っている。
是非、多くの方に反対意見を送ってほしい。
締め切りは6月21日である。