VS 悪性リンパ腫 -2ページ目

入院4日目

呼吸機能とレントゲン検査でした。

呼吸機能とは肺の働きをデータで調べる検査のようでした。
機械から出ているチューブを空気が漏れないようにしっかりくわえ、
静かに吸ったり、勢いよく吸って、どちらも勢いよく吐きだします。

チューブの先端は広がっていて唇と歯の間に押し込む形状になっています。
試験中に空気が漏れて失敗すると数分間の機械のスタンバイが必要です。

幸い検査は両方パスしたようで、また外出許可をいただきました。

入院3日目

金曜の午前中に血液検査とレントゲンを終え、特に問題(?)は無かったようでした。

土日は特に検査が無いということでしたので、週末の外泊を期待していたのですが…
原則は1泊だけということで、この日は病院へ泊まり、土曜に一時帰宅することになりました。

とはいえ病院にいてもする事もありませんので、
門限の20時ギリギリまで外出することにしました。

入院という想像もつかない事態ですが、少し休暇をいただけたと考え、
映画館やショッピングなど、風邪を引かない程度に歩き回っていました。

入院2日目

実は朝6時に起こされるというのはこの2日目の朝に実際起こされて知りました。

入院前日にはもちろん熟睡など出来ませんし、
不安をよそにテレビを見たり夜景を楽しむぐらいでした。

また、4人部屋にはそれぞれ患者さんがトイレに行ったり点滴の交換のブザーが鳴りますので
慣れるまでは時間がかかりそうでした。

起こされるとすぐに検温と血圧測定、体の調子を聞かれ、予定されている検査を教えてくれます。

今日は、組織採取です。
同じフロアのナースステーションの裏には簡単な検査を行う為の部屋があり、
そこに移動してベッドに寝かされました。

レントゲンに影として映った物が何かを調べる為に、胸に針を刺して組織の一部を採取します。
エコーでチェックしながら針の進み具合を見て、針の先のスポイトの様な物で抜き取るようです。

仰向けのまま手術用のシートを顔まで隠されて行います。
局部麻酔をしていますが、針は進みにくく、手で強く押さえながら差し込むので、
筋肉の壁を突き破るかのような場面では圧力で痛い上に感触が気持ち悪くなり、
シートの裏では大量に汗をかきました。

ベテラン、中堅、研修医のチームで担当され、
ベテランは監修、中堅が5回、研修医が2回刺す、という内容でしたが…
初めての作業だった研修医が深いところまで傷付けたらしく(おそらく肺?)
1時間程は唾の代わりに血を出してました…。

病気だとしたら治るのだろうか?等と不安で入院してるんですが、
検査から散々な目に遭うとは思いませんでした。

検査結果は翌週出るとのことでした。