俺のじいさんは昔、いわゆる「トラック野郎」だった。
大型のトラックで日本中を走り回って荷物を運んでいたらしい。
その頃の話をたまに聞くがけっこういろいろと危ないこともあったそうだ。
もちろん危ないというのは事件じゃなくて事故的なことで危ないわけだが。
前を走っていた別のトラックがスリップして壁とかにぶつかったとかもよくあったらしい。
追突ギリギリで前の車をかわして抜けて行ったことも何度かあるという話だ。
そういう時は不思議と冷静なものでスローモーションのように感じたという。
そんなじいさんも最近運転が怖くなって免許を返上しようかなどと言っている。
今も草加市で通所介護に通っていて
確かにもう必要ないようにも見えるし。