無干渉
高校受験の前日
家の爺さんが死んだ
あんま実感沸かんかった
受験の当日
同級生が死んだ
学年集会でそれが知らされ皆泣いてた
正直、俺は実感沸かんかった
人の死に余りにも鈍感過ぎるな
と子供ながら思った
学年集会の後に爺さんの通夜
人が死ぬのって余りにも呆気なくて
意外と蟠りが残らんもんだなって思う
ただ、同情の涙は嫌いだ
俺が死んだ時には皆、笑って送ってね
同情の涙なんか
俺には必要ないさ
吐き気がする
嘘泣きもよくないと思うよ
今までで一番印象に残った一週間の出来事
そして自分を本当に嫌いになった一週間
