嫌いな人、苦手な人、合わない人、別れた恋人。
生きてりゃそりゃもちろん、そんな人との出会いは避けては通れない。
解せないのは、苦い思い出とか出会いのすべてを、『無ければ良かったこと』にすることだなー。
よく聞くのは別れた恋人の悪口。
そこに至った経緯とか、事情とか原因とか、他人がとやかく言うようなことじゃないことは分かる。
だけど、いまのあなたがいるのは彼彼女らのおかげじゃないの?一瞬でも一緒にいた時間は楽しかったんじゃないの?そのすべてを否定してしまうの?って、どうしても思ってしまう。
これは友達も一緒。
あー、この子合わないわ、って人、居ます。一緒に居るのも苦痛なくらい合わないならそりゃもう最悪ですよ。でもその子といる時間で、私も相手も嫌な思いをしない距離感のはかり方とか、傷つけない立ち回り立ち振る舞いだとか、学ぶこともある。
好きなものだけ食べて生きてくわけにはいかないのと同じじゃないかなぁ。甘いものだけ、ジャンクフードだけの生活じゃあ体に悪いのと同じじゃないのかなぁ。苦手でも、野菜や肉や魚、食べなくちゃいけないしなぁ。
だから私は、いまの恋人の過去の話を嫌な顔せずに笑って受け止めようということ、もし過去の思い出を悪く言うようなら、それも大切にしてほしいと伝えようということ、この二つは遵守しています。
実際問題、心中そんなに穏やかでいられない時もあります。でも過去はなんと言おうが変えられないし、そこを通過してたどり着いた今だから、文句を言うのはおかしな話だと思うんです。
なんだか今回の覚え書きは偽善者っぽいなぁ(笑)
でもなるべくそう思って生きてると、嫌だと思うことも人も自分の血肉にできるし、お得な考えだと思うんで、個人的にはお勧めします。
まぁ無理しない程度に、っていう大前提ありきですが!
ほんとに無理なときの最終手段は逃げる離れるにつきますしね。
それでは!