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プランツ・モジュール カルチャースクール

東京・下北沢のプランツ・モジュールは、写真を中心にしたカルチャースクール。

こだわりのテーブルフォト講座「花と雑貨のカメラ教室」は
質問しやすく、リピーターが多いのが、ちょっぴり自慢の少人数制の写真教室です。
まったくの初心者OK!

こんばんは。「花と雑貨のカメラ教室」飯田英里です。

今朝、通勤途中のソメイヨシノは2分咲きぐらいだったのに、

夜に同じ場所を通ると、8分咲きに近くなってました。夜桜だと満開に見まごうばかり。

そんななか、暴風が吹き荒れております。

どうか咲き始めたばかりの花には優しく、と願わずにはいられません。


本日、臨時日程のクラスが終了し、

2月「バレンタインデーor春をイメージしたスイーツのコーディネート撮影」

が、終了いたしました。


1~3月のテーマは、「五感を刺激する」が裏テーマだと思います。

2月は比較的、わかりやすいテーマだったのではないでしょうか。

見ていても、難解な作品がなくて、

誰が見ても、美味しそうで、楽しそうに仕上がっていたと思います。


春+スイーツ=ハッピー、うきうき、華やいだ、にぎやかな印象

みなさん、よくまとまっていたと思います。

やはりイチゴの赤、イチゴとクリームなどが混ざったピンク、という春色が外せません。

そして、なによりも「見た目重視のケーキ選びが大事!!!」と

本日、力説されている方がいて、それも一理あると思いました。


バレンタインデーがテーマだったかたは少数だったのですが、

こちらは、ビターチョコのこげ茶がポイント的に使われ、

人によって、背景色に、

こげ茶、オレンジ、紫、白を用いて、

質感や、色の違いから受けるイメージの演出に、心憎いものがありました。


そんななかでの、今月の変わりどころ…

①フェイクスイーツ(羊毛フェルト)のパルミエを、手作りのミニトートバックと合わせて。

②手作りのマジパン人形(小桜インコとバラ。後日、お見せします!)にガラス器を合わせて。

③フィンガービスケットをスクエアの花器に仕立てた、春のナチュラルフラワーアレンジ。


毎度ながら、手作りの力作(今回はお菓子の手作りも多かった!)には、

目を見張るものがあります。

それも、玄人さんクラフトなので、驚きますね。




さて、私の作品をご紹介します。

今月は、Hさんから頂いたフェイクスイーツのクリスマスツリー用のチャームを使って、

スタイリングを変化させてみました。

①どうみても「冬のお菓子」を、どうしたら春らしく見えるか、

②精巧にできているため、一瞬見ると、フェイクスイーツに見えません、

本物のお菓子に見えないように心掛けるにはどうするか、

が、私のなかのテーマです。


飯田英里


実物は高さ5センチぐらいです。

シンプルに作品を見せたいなら、こういうスタイリングと構図だと思います。



飯田英里


手芸クラフトであること、食べ物を連想させるアイテムで構成



飯田英里


上とほぼ同じアイテムですが、並び方を変えて、平面的に構成



飯田英里

半円を描くような円周構図の俯瞰撮影で。

カフカリボンも、デイジー柄、野いばら柄で、春を統一。


たとえば、もっとパステルカラーの布を選んだり、

布の素材感を、もっと軽いガーゼ、ジョーゼット、麻素材にしても面白かったと思います。

糸巻きの色もライトカラーを選んだり、アクセントの色の選びも印象が変わりますね。



これから以下は、遊びで、違うイメージを。



飯田英里



私は食べ物に、花などの「食と異なるもの」を組み合わせるのが、

少々、清潔に見えない気がして嫌なのですが、

あえて「食べ物ではない感」を出すために、羽を入れて、違和感をもたせました。



飯田英里

スタイリングに使用しているアイテムはほぼ同じですが、

背景色の大きさによって、印象がかなり異なると思います。

こげ茶だけでまとめると、おとなしすぎて、

フェイクスイーツが埋没してしまうので、

一方には、不思議色の毛糸で、台座を花編みでつくり、高さも出しました。

紐は流れを出して、アクセントというか、リズム感を出しています。


構図も、ひとつと決めず、

三脚を移動して、その場所から見て、いい構図は撮れないか?

そういう「不精の努力」をしなさい、と、つねづねレッスン中も言い続けております。


今頃、明日の基礎編の卒業を控えた生徒さんは、

スタイリングで頭がいっぱいになっていることでしょう。

ひとつ考えてほしいのは、

スタイリングのために、アイテムをいっぱい買うということは

本末転倒ではないかということ。


本当に、テーブルフォトでやりたかったことは何なのか?

それを忘れず、

そして新しい挑戦したいことには、どんどん取り組んでいただけたらと思います。


テーブルフォトで必要なことは、

「そのアイテムを、どのように見せたいのか?」

という心をもつことなのではないかと、日々感じています。


さて、次回、最後の講評をブログにさせていただきたいと思います。


文章、スタイリング、写真 飯田英里