売上を上げるための戦略はあるか!中小企業マーケティング無双

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マーケティング力で群がる敵を蹴散らせ、なぎ倒せ!

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これはスモールビジネスが勝つためのマーケティング戦略をできるだけわかりやすく噛み砕いて紹介しているブログです。
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ついこの間、福島県のいわき市で謎の爆音が二度あり、消防署や市役所に問い合わせが殺到したそうです。

窓が揺れるほどの振動があったそうですから、相当な音だったようです。


結局、爆音の正体は解らず終いで、住民の不安は今も晴れないままだといいます。


よく、地震や台風など不安に駆られることが起こると、防災グッズが売れるようになりますよね。

人間、命が一番大事ですから、命を危険にさらすような不安を感じると、その不安から逃れようという強い欲求が働くからです。


生命や子孫繁栄、安全や健康などに関わる欲求を根源的欲求などといったりします。


根源的欲求を満たすものは、宣伝などしなくても勝手に売れていきます。
地震の翌日などは、あっという間にどこの店でも、防災グッズが売り切れになります。


前に商品をアピールするときは、人間の欲求を理解し、その欲求に結びつければ効果的だということを書きました。

そして、その欲求が根源的欲求なら、さらに強力にアピールすることができます。


たとえば、脇用のデオドラントなら「脇の汗とニオイを抑える」という機能を、「1日中脇の下サラサラで快適に過ごしたい」という欲求に働きかけることができます。


しかし「異性にニオイを気づかれたくない」という欲求に働きかけるほうがより強力なアピールになります。


異性に好かれたい、嫌われたくないという欲求は、自分の子孫を残すという根源的欲求につながりますから、より強い動機づけになるのです。


根源的欲求には、たとえば次のようなものがあります。

□好かれたい □褒められたい □お金を儲けたい
□お金を節約したい □安全でいたい□魅力的になりたい
□幸せになりたい □健康でいたい □怖れから逃れたい
□家族を守りたい □罪の意識から逃れたい □肉体的苦痛から逃れたい etc.


商品をアピールするときは、自分たちの商品がこういった欲求を満たすことができないか考えてみましょう。
より強力なモチベーションを生み出せるかもしれません。


もちろん、商品や会社のイメージを損なわない範囲でのことですが、ターゲットの欲求レベルを意識することは、効果的なプロモーションを考える助けになります。


人間の欲求を理解することは、商売繁盛の鉄則ですよ。