プラネット プランター  キャラクターデザイナーの小部屋
プラプラ(Planet Planter/プラネット・プランター)は、静岡県静岡市を拠点に3人で活動しているキャラクター創作チームです。

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楽しい産地は楽しいお茶ができる♪

掛川市五明のみなさん

■掛川の茶農家さんを支援しています。

今年度も掛川市の深蒸し茶生産者の皆さんを支援することになりました。
場所は掛川市五明地区。
東名掛川ICから1本道で車で15分(?)
国1バイパスなら西郷ICから車で10分(?)
市の中心から車で5~7分くらいでお茶の生産地に着くというのがすごい立地なんですが、
そこに綺麗な茶畑があります。

昨年度はここ五明の若手と共に「星のふるさと 五明のお茶」と題した新商品3品を完成させお披露目までやれました。モノづくりですね。
実際に新商品、売れてはいるのです。
しかしもっと広く知らせたい!特に近隣の皆さんに。ということで、
今年度は「コトづくり」をやっていきます。
「茶産地・五明」を多くの方に知ってもらい、楽しんでもらい、夢を持ってもらい、お土産やギフトに買ってもらう、モノとコトをつなげる一つの線や面を作ります。

■「産地」の意味をちょっと変えてみたい。
もし皆さんがお茶を買うとき、産地というものに着目すると、それは本山とか、掛川の~とか、森町の~とかになりますよね。
産地を選ぶ基準がお茶の味とか作り方とか、モノのクオリティ=産地、みたくなる。
しかし、今回の五明(ごみょう)は有名な掛川の深蒸しなんだけど、「掛川」という地名の中に混ぜこぜになる。それはやっぱり嫌なんですって、「五明茶」としては。

そうなると、「五明」という地を単独でもっと知ってもらうという事になるんですが、深蒸し茶、美味しいけど五明の味わいってのまでは私たちには分からないんです。
おいしいのはすごく分かるんですよ。でもそれは「掛川の深蒸し、おいしいね~」のレベル。
そこから、「うん、五明っぽい味がする!」とするのは正直無理があります。

そこで、あえて今回はお茶のおいしさ=産地ではなく、全く違う視点で五明とお茶を広める活動をやろうと思って、通い続けています。

キーワードは「星のふるさと」です。

ではまた続きはいずれご報告します。

開業したてで、問い合わせが来たー!

★開業したばかりの芝生クリエイター大石さんをサポート

焼津商工会議所さんからの相談を受け、今年開業したばかりの「芝生施工の コリエンテさん」の販路拡大支援をしました。

芝生クリエイターの大石さんはゴルフ場のコース管理者としての経験を活かしてコリエンテを開業しました。
しかし営業ツールは自作の名刺しかなく悩んでいました。
そこで焼津商工会議所の相談員さんと一緒にプラプラに相談に来られました。

必要なのはコリエンテの思いを伝えるチラシでした。
芝生を走り回る元気な子供の笑顔をイメージして、保育所や幼稚園で芝生園庭を提案したいとのことでしたので、
●大石さんの特長
●天然芝のメリットと心配事
●創業サービスキャンペーン
を一緒に考え、試行錯誤の末にチラシを作って情報誌に折り込みました。

折り込んで1ヵ月・・・。やっぱりチラシは反応がないのかと思っていたところ、大石さんから喜びのお電話がありました。
「ハザマさん!問い合わせの電話が2件、幼稚園さんから来ましたので打ち合わせに行ってきます!」
自分のことのように僕も喜んでしまいました。

開業時はお金もなくノウハウもなく、どうやって販路を拓けばよいのか不安になりますね。僕もそうでした。
大石さんには「デザインは丸投げではなく、一緒に考えて一緒に作るものだよ」と伝えながら一緒に悩んで一緒に作り上げた、
最小限のコストの販促ツールが、お客様との出会いを、本当に作ってくれました。

コリエンテの大石さん、これからも一緒に、この先に待っているお客様のために頑張っていきましょう!

コリエンテ幼稚園チラシおもて 

コリエンテ幼稚園チラシうら

JAなんすん ふれあい市 産直市盛り上げ講座 全4回

POP描き方講座
★産直市を盛り上げて、お客様に選ばれる場所に★

2016年2月から5月にかけて、沼津市さんやJAなんすんさんからご依頼をいただき、JAなんすん管内の産直市をより一層盛り上げるためにということで、セミナー(講座)をさせていただきました。

いずれも参加者は農業生産者さん(農家さん)です。
日々生産と出荷に追われお忙しい中での講座となりました。

【第0回】まずプレとして、2月に清水町で
「選ばれる産直市に」ということで、
●6次化とはどういうことか?
●お店(産直市)の魅力は何か?
●お客様を呼び込むためには
●居心地の良い場所になるために
という内容で1時間30分ほどおしゃべりさせていただきました。
事前に管内の産直市を巡っていたので、具体的に大画面で写真を見ながらの楽しい回となりました。

【第1回~第3回】
清水町での講演を評価いただき、裾野市のJAなんすん ふれあい市さんからご指名いただき、全4回の講座をすることとなりました。
第1回~3回は希望をいただいていたので「POPの描き方講座」を行ないました。
これはもう何年も各地で開催していたので、今までの経験を整理して分かりやすいコンテンツにまとめました。
●POPと値札のちがい
●POPに描く内容、ことば
は然ることながら、今回は時間を3回分いただいているので、「農産品の魅力整理」という作業を加えました。
POPを描くのも、お客さんと話すのも自分の商品の魅力が分からなければ何もできませんから、今回は特製のシートを使って頭の中にある言葉を書き出して整理する作業を皆さんでやりました。
そして、その魅力に沿って全員がPOPを描き、参加者の前で短時間のプレゼンテーションをします。見て、説明して伝えられるPOPはプレゼン資料にもなりえます。
こんなことを3回(3日)繰り返していました。
講座の中では、私がお気に入りの他県の産直市のPOPや売り場写真を事例に、見やすくて買いやすくて、分かりやすいPOPについて説明を繰り返しました。
やはり話だけよりも実例を見ながらの方が楽しいし、分かりやすいと好評でした。

【第4回】
最終回はPOPという具体的なテーマではなく、「産直市を更に盛り上げ、進化させるために」と題し、ふれあい市の現状把握と魅力、足りない点の掘り起こし、魅力の伝え方やマイナス点の直し方について農家さん全員で意見を出し合い、店長を含めた全員で気づきを得る回としました。

今回の全4回(1+4回)により、作るだけの農家さんから、お客様のことを考え、経営の事を考え、未来のことを考える6次生産者の入り口に立ったと思います。
伝えること、見つけること、助けること、喜び合う事に気づき、これからも「チームふれあい市」として進化し続ける彼らを支援していきたいと思います。

プラプラ ハザマ

農作物から始める 地域の誇り発信


↑千葉県市原市 いちはら国府いちじくの箱

昨年からのご縁でだいたい毎月、千葉県の市原市でお世話になっております。
最初の時は、市原市内の食のセレクトショップさんからのご相談で、お店のコンセプトやメッセージをお客様に伝えるための店舗デザインや改装のアドバイスの依頼で伺いました。
今までにないご相談でしたが、私たちはクライアントの商売をより良くするお手伝いが仕事です。できうる限りのご協力をさせていただき、看板や店舗のリニューアルを実現しました。
その年の夏は農家と協力してオリジナルかき氷を販売し、行列ができるようになっていました。

それがきっかけで、今度は市原市のいちじく農家さんやJA,さん、飲食店やお菓子屋さん、もちろん行政機関、金融機関との協働による、地域自慢の品を発信する活動でプロデューサーという肩書をいただきました。
今までの6次化デザインのノウハウを基に、「かつて国府が置かれたまち、いちはら国府いちじくプロジェクト」を立ち上げ、いちじく農家さんの6次化、飲食や菓子店さんのいちじく商品開発、プロジェクトのコンセプトブック作りなど、デザインや商品開発の観点で進行させていただきました。
国府はかつての上総国の中心地。その誇りを市原市民の皆さんにより強く感じていただければというのが、メンバー全員の想いです。
その結果、先日、千葉県の森田健作知事に私たちの国府いちじくが表敬訪問できることになり、豪華な桐箱と専用デザインの巻紙でデコレーションされて、晴れて市原市長と県知事にお届けすることが出来ました。

このプロジェクトは今年度も進行し、生食いちじくのみならず、商品開発も大詰めを迎えています。

これからも静岡県にかかわらず、他県からのご相談も積極的に!
行ける場所にはどんどんお邪魔して、皆さんのお役に立てるように前向きに取り組みたいと思います。

どうせなら納得できるデザインにしたい


みかんの早摘みを青みかんと言うそうです。

こう言った相談もよくあることなんですが、、、、
「デザインをあるところにしてもらったんですが、イマイチ気に入らなくて・・・。新たにデザインし直してもらえませんか?」
と言った感じです。

デザインを提示されて、多分、何となくモヤモヤしていながらも
「デザイナーの作ったものだし、、、綺麗だからいいか」
としてOKをしてしまい、実際にはテンションが上がらず、当然売る気が起きない。
という訳でしょう。実際にそう聞きました。

こうしたご相談は、時間をかけてヒアリングをするところから始めます。
商品やデザインの事は一旦置いておいて、その会社の理念や社長の思い、特徴、歴史、顧客、地域貢献度、など何でも。

製品にはそう言った、その物を囲んでいる様々な要素が有ります。地域、会社、社員、顧客、外注さん・・・様々です。
そう言った細かなことを聞き出して、製品にストーリーとして纏わせて一人のタレントに育て上げます。その時に必要な衣装をデザインしてあげるのです。

基本的に当社では 丸投げ(何も考えず専門家に任せる)という仕事は引き受けませんし、結局、ヒアリングを受けていただくのです。
そして、事業者と当社は二人三脚となり、一緒に納得の上で関係を築いていきます。
結果、売り手である事業者さんは思い描いたデザインになり、消費者にも伝わるメッセージを乗せて売るモチベーションが高まります。

今、この青みかんの写真撮影をしていました(あ、プロではなく当社で手弁当です…)。
青みかんは社長が朝早く摘んでいただいたものです。

社長とはトコトン、何度も会って話し合いました。
社長の性格も何となく分かりました。どうしたいのかも思いも汲み取りました。
デザインを変えてしまうということは大きなリスクを伴います。
それも理解いただきました。
現状で出来るベストを話し合い、納得できるゴールを切らせてあげられたらと思っています。

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