(9月10日付け、中日新聞プラスより…)

m_chuplus-CK2018090902000060.jpg

…本紙読者の松本好史さん(65)=富山市婦中町分田=は、けがや病気で歩けなくなった犬や猫のために車いすを手作りしている、、、

自身も大病を患って手術を受けたが活動を継続…。五年間で三十五台を全国の犬、猫に届けた。。。
『犬や猫を助けたい気持ちは変わらない…』と意欲を燃やしている。(酒井翔平)

2013年1月、愛犬のトイプードル「ジュピター」が椎間板ヘルニアを発症…。前脚を上げて、跳びはねて着地する際の衝撃が原因だった。妻の隆子さん(68)は『触ろうとすると、かもうとした…。本当に痛かったんだと思う…』と振り返る、、、
完治が難しいため、犬や猫向けの市販車いすの購入を考えたが、二十万円近くした…。『それならば自分で作ろう…』と決意。大阪府の製造業者の指導を受けて試行錯誤し、半年後に完成させた。最初は怖がっていたジュピターも車いすに慣れると、歩き始め、7歳の現在は元気に散歩している……。

図面作りから組み立てまで一人で作業する。部品のほとんどは、ホームセンターで販売しているいすや水道管などを解体して利用。静電気が起こらないようにアルミパイプを使うなどの工夫も凝らした。費用は二万五千円程度の材料費のみで依頼を受けている……。

新聞やテレビで活動が報じられると、全国から依頼が相次いだ…。土日を返上して作業するため『休む暇がなかった…』と苦笑する。だが、車いすに乗って歩く犬の写真や『しっかり乗ってくれます…』という感謝の手紙が届くと、自然とやる気がわき上がった。。。

6c5f9f29a0ead6069a144edccdcd76bf.jpg

『歩けるようになった姿を見られるのはうれしいし、やりがいを感じますね…』

…忙しい日が続いた影響か、昨年は脊椎を痛め、今年5月には腹部動脈瘤(りゅう)の手術を受けた…。
それでも動物や飼い主を助けたい気持ちは変わらない、、、
会社を退職したことを機に、9月中旬に出身地の関西地方に引っ越す…。
『無理は利かなくなったが、依頼があれば続けていきたい…』
問い合わせや注文は、隆子さん=電090(2045)0674=へ。。。

☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;☆・゚:*:。★・゚;

…松本さんのことは僕もNHKの特集番組で拝見しましたが、はじめられたきっかけからここまで続けてこられたことに改めて頭が下がる思いをします、、、

また松本さんの技術を継ぐような後継者の出現も待たれるところですが、満身創痍の体にムチを打ちながらも頑張ってらっしゃる松本のことを僕も応援し、関西に戻られたら一度取材出来たらと願います(*^ー^*) ゥンゥン……。



Android携帯からの投稿