(8月27日付け、朝日新聞より…)

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…絶滅危惧種ウミガメの上陸、産卵数が日本で最も多い鹿児島県・屋久島…。
30年余り浜での保護や清掃活動に取り組んできたNPO団体が後継者不足を理由に活動を終える、、、

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…島の観光の目玉でもあるウミガメ。浜の見守りがいなくなることで将来が心配されている…。(池田良)

屋久島西部にある永田浜。7月初旬、この日は台風の影響で、雨風が強く浜で立っているのもやっとの状態だった…。

『浜に上がっています…』『了解…』。夜、猛雨の中、調査員が無線で交信する…。
調査員はウミガメの産卵を確認後、カメのサイズや上陸地点、産卵箇所を書き取り、産卵地に目印の棒を立てた。カメは光があると上陸しづらく、調査員もライトを控える…。時折、海岸線を走る車のヘッドライトがまぶしい。街灯はなく、暗闇の砂浜が足を重くさせる…。
ブヨなどの虫刺されもつきものだ。作業は明け方まで続いた。。。

NPO「屋久島うみがめ館」はカメが上陸、産卵して孵化(ふか)する5月下旬から8月下旬、毎日、日没から明け方まで浜を歩く…。
卵が高波に流されたり、人に踏まれたりしないよう浜の奥への移植や清掃活動、地域の小学校での教育活動もこなしている…。

だが、代表の大牟田一美(かずよし)さん(68)は昨年、心臓を悪くして今年は浜を数日しか歩けていない…。
ピーク時に70人余りいた同館のメンバーは参加者が減り、現在は数人で活動。平均年齢は50を超える。加えて若い担い手も現れないことから3月、今シーズン限りの解散を発表した。。。

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…エメラルドブルー、もしくはグリーンに輝く全く汚れのない海をゆっくり、それでいて雄大に海遊するウミガメ、、、

ネイチャー番組などでは産卵シーンを含めて、神秘性を帯びたその存在感に僕ば海の主゙を感じたものでした。。。

そのウミガメを見守る人がこんなにも過酷で、神経をすり減らすような状況下に置かれていたなんて全く知りませんでした、、、

もし見守る者が誰もいなくなったら、ウミガメも卵も密漁者などの手により非常に危険な状況となり、本格的な絶滅危機となります。。。

必ず必要なパトロール役なので、もし島関係者、国内に成り手がいなかったら海外の経験者を募ってみるのもいいと思います。。。

何とか後継者が見つかることを僕も祈りたいと思います(。・_・)ノ☆・゚:*:。★・゚;



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